話題になっている『発達障害グレーゾーン』という本を読んで共感できる点がたくさんあったので、今回はこの本についてです。
最近本屋さんでよく平積みになっているので、見かけた方も多いかもしれません。
はっきり言って大変おすすめの本です。特に自分が発達障害かどうか疑っている方、診断は貰えなかったけど明らかに発達障害の症状で苦労している、という方はぜひ一読をおすすめします。
発達障害=「30代成人説」

なっつんがこの本を読んでいていいなぁと思ったのは、「30代成人説」という考え方です。
発達障害の人は普通の人よりもゆっくり発達していく。だから20代のうちは仕事や人間関係でつまずいたり、転職を繰り返しても仕方ない。
だいたい30代ぐらいには落ち着いていればいいのではないか、という考え方です。
これを読んだ時、すごく心が軽くなりました。
今のなっつんは20代後半ですが、ようやく続けられる仕事を見つけて、お金も稼げるようになりました。やはり、普通の人に比べると遅いかもしれません。
それまでは転職したり、発達障害を診断されて休職したり、治療に通ったり、また学校に通ったり、と大学を卒業してから変化の多い20代でした。
もちろん「回り道しすぎだ」と批判してくる人もたくさん居ましたが、それもこれも「30代成人説」で考えると納得です。
なぜか日本人は「回り道」を白い目で見がちですよね。大人になって新しいことを始めようとすると「えっ!?」「大丈夫なの?」ってリアクションを取ってくる人、未だに多いです。それが発達さんの自己肯定感が下げられてしまう原因だったりするのですが・・・
発達障害の人には回り道は必要なことであり、批判は気にしない。30代ぐらいまでに道が定まればOK。
症状の重さも人それぞれなので、もっと時間がかかる人もいるかもしれませんが、何歳にしろ最終的に道が定まればいいのです。遅いも早いもありません。
という風に捉え直してみてはどうでしょうか?
休職したり就労移行支援に通うことに、後ろめたさや世間に顔向けできない、と感じている人も多いかもしれません。
でもそれは決してダメなことではなく、発達さんが30代で成人するために必要なステップという風に考えたら、心が軽くなるのではないかなと思いました。

今の時代に生まれてラッキー
私は、今の時代に生まれてラッキー♪だと思っています。
日本もアメリカに近づいてきたというか、転職するのが普通の時代だからです。
これがもし一世代前に生まれていたら・・・辞めることのプレッシャーや世間からの風当たりは、今の何十倍も強かったのだろうなと思います。





もし、終身雇用だからと最初に入った会社で今もずっと働いていたら・・・
確実に心と体のどっちも病んでいただろうなと思います。
1年で見極めて辞めたおかげで、今は幸せです(*^^*)
発達さんは、まだ終身雇用・年功序列が残っているような古い企業より、人の流れが多くて新しい会社の方が働きやすいです。(両方経験した私もそう思います)
そういう意味でも、今って自由に働ける時代になってきていますよね。
例えば在宅ワークも、一昔前だったらシール貼りなどの内職ぐらいしかありませんでした。それが今はネットのおかげで、色んな仕事が在宅でできるようになってきています。
それだけでもすごくラッキーな時代に生まれたなぁ♪とよく思います。





完全リモートワークなどの会社も今後増えてくると思うので、今のうちにスキルをつけておくといいかもしれません。
↑の記事に在宅ワークについてまとめているので、興味のある方はぜひ。
大器晩成型/カメさん型とも言える
よく言えば、発達さんは「大器晩成型」とも言えます。
そして「カメさん型」。ウサギとカメで最後に勝利したのは、カメさんでしたよね?
発達障害は「永遠にできない」のではなく、「できるようになるまで時間がかかる」と考えるのが大事だと思います。
普通の人よりもゆっくりと発達するため、普通の人が花を咲かせて活躍している時期も、発達さんはまだ芽を出そうと頑張っている状態。
中学・高校〜社会人になって数年が、その時期に当たるかなと思います。
その時期は全く注目してもらえなかったり、踏みにじられたりすることもあるかもしれません。
それでもずっと諦めずにいれば、他の人より遅れて開花します。
ウサギとカメで言えば、ウサギにはスタートダッシュで劣りますが、遅れてゴールするのがカメです。
そんな風に考えてみたら、心が楽になりませんか?
「他の人と同じ時期に咲かなければならない」「ゴールしなければならない」と考えずに、「後から遅れてゴールしよう〜!」ぐらいの気持ちで、気楽にいけばいいと思うのです。





大器晩成型の強みは、「回り道してきたぶん経験が多い」「失敗も経験している」ことだと思います。
1度挫折して悩む・必死に自分探しをするという経験をした時、メンタルは強くなります。その後同じような困難が起こっても心が折れにくくなるのです。
あと、人の気持ちにも共感しやすくなります。
他の人は気にしなくていいので、自分のペースでゴールを目指して


まとめると、
発達障害の人は普通の人より発達がゆっくりなため、「できるようになるまで時間がかかる」だけ。そのために回り道は必要なことだから、批判は気にしない。最終的に道が定まればOK。他の人を気にしない!
ということでした。
勝ち負けは気にせずに自分のペースで続けることが大事です。
『発達障害グレーゾーン』には、他にもグレーゾーンの方の働き方、ご自身もASDを持っている医師のお話、グレーゾーンの方の体験談など、役に立つ情報や考え方が満載です。
1000円以下でこの情報量はかなりお得なので、もっと知りたい方はぜひ手に取ってみて下さい。
























私も休職している時はそんな感じでした。
昔の友達に「今何してるの?」と聞かれても、病院に通ってることはごまかしたりしてました。