Webデザイナーがコロナ不況を乗り越えるには?考えてみた



暗くなるようなニュースが連日続いて、気が滅入ってしまいそうになりますね・・・。

コロナ感染リスクも怖いですが、それ以上に怖いのは景気悪化です。

リーマンショックはおろか、1929年の世界恐慌以来の不景気がやって来ると言われています。

倒産のニュースも相次いで、いよいよその序章が見えてきましたね。

でも、本格化するのはこれからです。外出自粛で時間もある今のうちに、できる限り準備しておく必要があると日々感じています・・・。

そこで今日は、ここ1ヶ月で実際に感じたWeb業界の動き、耳にした情報などを踏まえて、Webデザイナーがコロナ不況を乗り越えるには今どうすればいいのか?考えてみました。

 

コロナの影響でオンライン市場は逆に活発化している

SEO対策

不景気・・・とは言われますが、景気悪化の裏で、伸びている業界は確実にあります。

いかにそこを見つけ出して乗っかれるかが、不景気を乗り切るポイントなのではないかと思いました。

 

例えば、こんなツイートを目にしました。

人材会社の方から見た、コロナの影響で逆に伸びている業界です。

 

そう、この中に“IT・WEB・インフラ系”が入っています。

WEB業界はコロナの影響で逆に伸びているんです。

これは納得ですよね。思いつくだけでも、これだけネットの需要が増えていますから。

  • テレワークのための業務連絡ツール
  • オンライン会議
  • オンライン飲み会
  • オンラインショッピング
  • 料理のデリバリー
  • オンライン学習
  • 家でもできるエクササイズ動画
  • ゲーム

まだまだあると思います。

ここ数ヶ月で、生活基盤がほぼ全てオフラインからオンラインに移った。とでも言うような、急速な変化を感じますよね。

 

実際にWebデザイナーとして働いている私の実感としても、めちゃくちゃ忙しいです。(※現時点では)

社内のことなので詳細は書けませんが、コロナの影響で新しく立ち上がったオンラインサービスのポータルサイト案件が2件も入ってきています。

他にも、知り合いのカメラマンから写真展のWebデザインを個人的に頼まれていましたが、“コロナの影響でイベント開催できなくなったので、オンライン展示をすることになった。もっとWebを充実させたい”と、他にかける予定だった予算がWebに上乗せされることになりました。

その結果、私の仕事量は社内外両方でめちゃくちゃ増えました。なので、収入も増えました。その代わり休めません・・・

あらゆる業界でオンライン化が進んだことで、忙しくなったWebデザイナーや開発者の方が多いのではないでしょうか。

なっつん

不謹慎ダーとかポジショントークダーとか言われそうだけど、あくまで事実を書いています。

 

その一方で、毎日届く飲食店閉店のメール・・・

とは言ってもやはり穏やかではありません。

飲食店の取引先も多いのですが、毎日のように閉店の知らせが届きます・・・。

毎日、どこかしらのお店のホームページを削除しています。

それも、自分もよく行っていて大好きだったお店の閉店の知らせが届くと、やはり非常にショックです。

↓こんなニュースもありました。

コロナで絶体絶命の飲食店、ミシュラン店さえ従業員7割解雇の現実

ミシュラン店でさえ絶体絶命の危機。

いかにインバウンドの恩恵を受けていたかが分かりますよね・・・

なっつん

テイクアウト、デリバリーに方向転換してるところもあるので、

それ関連のWebサービスはどんどん増えていくと思います。

 

Web系人材派遣会社の知り合いに聞いてみた

Webデザインの勉強

IT技術者やデザイナー専門の人材派遣会社で働いている知り合いがいるので、「コロナの影響でいまWeb業界はどんな感じですか?」とさり気なく聞いてみました。

その答えは、メインの顧客層がどこの業界なのかによって全然違うようです。

飲食、観光、インバウンド、イベント系などの顧客が多い制作会社や制作部は、やはり影響をもろに受けて大打撃だそうです。

インフラ系、医療系などの顧客が多いところは、需要は安定。

逆にコロナの影響で忙しくなって人手が足りなくなってるのは、ECサイトをメインに取り扱っている制作会社だそう。(これも会社によって違うので一概には言えないのですが、全体的な傾向として)

なっつん

ちなみにECサイトとは、オンライン物販サイトのことです。Amazonとか楽天とかですね。

これは何となく想像がつきますよね。外出自粛につき、オンラインで買い物をする人はどう考えても以前より増えているでしょう。

どのくらいオンラインショッピングの需要が増えているかというと、こんなニュースがありました↓

Amazon、食料品配送需要急増で7万5000人追加雇用 新規顧客の登録は順番待ちに

さっきの飲食店のニュースと対照的ですね・・・

最大手のAmazonですら、7万5000人追加雇用してもまだ対応が追いつかない。そのくらい人手が足りていない状況だということです。

 

私はECサイト関連のWeb制作にはあまり携わった経験がなく、バナーを数点作ったことがある程度です。

ですがECサイトメインの制作会社で働いている友達を見る限り、コロナが始まる2年前の時点で、「かなり忙しい」と言っていました。

平常時でも「かなり忙しい」なら、オンラインショッピング特需の今なら・・・もっともっと多忙だということですね。人手も足りなくなるはずです。

 

ECサイト需要はしばらく安定すると思う

あまり喜ばしくないお話なのですが、こんなニュースをさっき見ました・・・。

「外出自粛、22年まで必要」 米ハーバード大が予測

なんと、この自粛ムードは2022年まで続くのではないか、という予測です。

「夏になったらウイルスが死ぬから落ち着くよ〜!」と言ってる人も居たのですが、暖かい国でも普通に流行しているのを見る限り、その期待はできなさそうです。

今の状況を見る限り、1年ちょっとでは落ち着く気配もなさそうですよね・・・。

やはり、長期戦を覚悟する必要はありそうです。

 

となると、このオンライン依存の生活はまだまだ続くでしょう。

むしろこれを機に、働き方や教育や生活の在り方など、今までの常識が根底からひっくり返るのではないかと思います。

コロナが落ち着く頃にはリモートワークや遠隔教育も当たり前の世の中になっているのでは、と思います。コロナがもたらす唯一のメリットですね。

なっつん的には嬉しいことです。

 

となると、オンラインショッピングの需要はコロナが収束するまで続くのではないか、と予測できます。

Amazonや楽天に限らず、様々な企業がオンライン販売へ力を入れていくでしょう。

小売店も、店舗販売からオンライン販売へ。

飲食店も、デリバリーやケータリングが増えるはず。

(というか、もうすでにそういう依頼がどんどん増えています・・・)

つまりWebデザイナーがこれから何を勉強すればいいかと言うと、ECサイト関連の技術や、ECサイトのマーケティングの勉強などに力を入れていけば、不況の中で食いっぱぐれる確率が下がるのではないか、と思います。

なっつん

あとは、アプリ開発やゲーム開発も需要が高まってますよね。動画編集なども身につけたら良さそう。

 

景気は下がりきった後は、必ず上向きになる。だから景気はいつか良くなると思います(小泉構文)

そういうわけで、先が見えない昨今ですが・・・

こんな状況でも折れずに強く生き残るにはどうすればいいか?

情報収集を続けて、景気が回復する日まで踏ん張っていきましょう!

とりあえず私も、今は転職など挑戦するというよりかは、会社の仕事や社外のご縁を大事にしつつ、ECサイトや動画編集の勉強など、少しずつ挑戦を続けていこうと思います。

情報が入ったら、またブログに更新しようと思います!

 

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