アスペ(ASD)は飲み会やパーティが苦手?疲れてしまう理由

アスペ(ASD)は飲み会やパーティが苦手?疲れてしまう理由



なっつんです。

3連休最終日だと言うのに、家でぐったりと1日中寝て過ごしてしまいました・・・。

なぜこんなに疲れ果てているかと言うと、昨日大学時代の友達の結婚パーティに参加したからです。

アスペ(ASD)の私は、パーティや飲み会など大人数の集まりに参加すると、翌日は家の外に一歩も出られないくらい疲れ果ててしまいます。

なっつん

返事がない ただのしかばねのようだ

これは昔からずっとです。

これでも昔よりはかなりマシになった方です。昔は飲み会中に具合が悪くなってしまい途中退出することも頻繁にありました。

なのでパーティや飲み会と言ったイベントが近づくたびに憂鬱な気分になってしまいます。本来は楽しいはずのイベントなのに・・・

 

ツイッターでぼそっと呟いたところ(かなり疲れていたのでネガツイ連投して申し訳ない(´・ω・`))、いいねをたくさん頂いて、同じように感じている発達障害の方が多いのだなと気づきました。

当事者の方と話していても「飲み会やパーティが苦手・・・」とおっしゃっている方が多い印象です。

やはりアスペにとって飲み会やパーティは天敵なのかもしれません。

今回はなぜアスペの人は飲み会やパーティでこんなにも消耗してしまうのか、原因と対処法について考えてみます。

 

アスペが飲み会やパーティに参加した後疲れてしまう理由

① 大人数の会話についていくのが苦手

原因はほとんどこれに尽きます。

と言うか、会話のキャッチボールがスムーズにできない、コミュニケーションに難があるからアスペの診断を受けているわけです。

アスペがなぜ会話が苦手なのかは、こちらの記事の例えが「わかりやすい」と評価して頂けました。お時間があればぜひ読んでみて下さい。

コミュ障?アスペが会話する時の脳内はこうなっている【自閉症/ASD】

2019年6月9日

そんなアスペの人にとっては、何時間も色んな人と会話し続ける飲み会やパーティはまさに天敵です・・・。できれば避けて通りたい道。

なっつん

パリピはパリピの才能がある人しかなれない、選ばれた人種だと思うw

アスペを診断されている私も、一対一の会話であれば全く問題なくできるのですが、大人数の会話は本当に苦手です。

何というか、どこから会話に入っていけばいいのかタイミングを掴めません。

目の前で会話のキャッチボールが飛び交うのを目で追うことしかできません。

「よし発言しよう」と思うと次の話題に移っていて、発言するタイミングを失ってしまったり。

「よし今だ!」と思いボールをぶん投げたとしても、全く場違いの発言や空気の読めない発言をして空気を凍らせてしまうのはアスペあるあるなのではないかと思います。

そのような経験を繰り返すたびに「自分は飲み会が苦手だ」という意識が植えつけられて、参加するのも億劫になってしまったりしますよね。

 

② 自分だけ「違う」ことを嫌でも思い知る

こんな子供は自閉症(アスペルガー)かも。当事者が語ります。

2018年6月9日

こちらの記事で「みんなと一緒に居るときほど孤独を感じる」という、アスペの私が子供の頃からよく感じていた気持ちについて書かせて頂きました。

みんなに囲まれて話している時に「私だけ違う・・・」と疎外感を感じ、そのあと1人になった時にだんだん心が回復していく、という一見矛盾した現象が起こります。

なぜこのような気持ちになるかと言うと、やはり発達障害の人の情報処理の仕方・価値観が普通の人と異なるためだと思います。

情報や刺激の受け止め方も普通の人と違いますし、違う脳を持っているのですから価値観も違ってきて当たり前です。

また、発達障害を持つ人は普通の人と異なる働き方をしていることも多いため、違いを感じてしまう・話が噛み合わないことがあるのも原因ではないかと思います。

発達障害の人はどうしても仕事を休職したり辞めたり、通院が必要だったり、または障害者雇用だったり、在宅ワークを選択していたりする人も多いです。

なので普通にフルタイムで会社勤めができるような人たちと同じ目線で会話ができるかと言うと、難しいところもあります。

なっつん

当事者会や発達障害者のコミュニティに参加することで、この悩みは解消します。

「自分と同じ」人が居ることを知って安心できるからです。

なので怖がらずに積極的にお近くの当事者会を調べて参加してみてほしいな、と思います。

 

③ 情報や刺激が多すぎて疲れてしまう

特に久しぶりに集まるような人たちだと、誰かが転職していたり住む場所が変わっていたり結婚していたり子供ができていたり・・・色んな変化がありますよね。

そして「どこで誰が何をしている」と言う噂話が始まることもあり、新しい情報がどんどん流れ込んできます。

発達障害の人は、聴覚過敏だったり耳からの情報処理が苦手と言う人も多いです。

1度にマシンガンのように色んな情報を浴びせられて、それを頭の中で処理して理解するのもエネルギーを使います。

飲み会やパーティで人の話を聞いているだけであっても疲れを感じてしまうのは、これが原因ではないでしょうか。

 

アスペが飲み会を乗り切るには「聞き役になる」ことと「笑う」こと

アスペの人がどうして飲み会やパーティに参加した後ぐったりと疲れ果ててしまうのか、原因を考えてみました。

でも日本で働く限りは飲み会は避けられないし、結婚式や何かのパーティに呼ばれることだってありますよね。

そんな時にアスペがどう乗り越えていけばいいのか?

参考になるか分かりませんが、私が取っている対処法をお伝えしようと思います。

冒頭でも書いた通り、以前の私は「飲み会に参加したら途中で具合が悪くなってしまう」ぐらい苦手(と言うかその場に居られない)だったのですが、場数を踏んで自分なりの対処法を見つけてからは乗り越えられるようになりました。

なっつん

以前は気の強い女子に「ねえ黙ってないで何か喋ってよ!!」と怒鳴られるくらい喋れない、ザ・アスペでした。

それはズバリ「聞き役になる」ことと「笑う」ことの2つです。

誰かの話に「うん、うん」と相槌を打ったり、「すごい!」「知らなかった!」とリアクションしたり、「どうして?」「いつ?」と5W1Hの質問を返すだけでいいのです。

そして例え相手が面白いことを言っていなかったとしても、「笑う」ことを心がけましょう。

「聞き上手は好かれる」って聞いたことありませんか?

人間は、人の話を聞くよりも自分の話を聞いてほしいと思っている人がほとんどです。人の話をにこやかに聞ける人は、それだけで愛されるのです。

相手が笑顔で話を聞いてくれると、その人に好意を抱いてしまうように人間はできています。

なっつん

ただしアスペはマニュアル人間なので、「笑う」をマニュアルにしすぎると、失恋や失業などの明らかに笑ってはいけない話題なのに笑ってしまうことが普通にあります。そこは要注意です。

「聞き役になる」「笑う」。

これなら会話力がなくても、誰でもできますね。

さらにアスペは空気を読めない発言をして場を凍らせてしまうことも多いのですが、聞き役になることで公の場での失言も防ぐことができます。

 

聞き上手になるための本をいくつかご紹介しますね。

どちらの本も分かりやすい言葉でまとめてあり、普段の生活でも役にたつ傾聴スキルが学べます。興味のある方はぜひ手にとってみて下さい。

 

 

飲み会やパーティに参加した後は「1人の時間」を確保して心を回復させよう

これも私が心のバランスを取るために心がけていることです。

多くの人と一緒に時間を過ごしたり、たくさん会話して頑張ったなと思う日は、翌日を「心を休ませるデー」にすることにしています。

具体的には何もせずに家に引きこもって1人きりの時間を過ごす。これだけです。

飲み会やパーティで消耗した脳と心は、この休日を1日作ってあげるだけでも、大体回復します。

外向的な人からしたら、リフレッシュするためにすることと言えば「友達と遊んだり買い物やカラオケに行く」ことなのでしょうか・・・。

でもアスペの場合は1人になる時間を作った方が圧倒的に心が回復する気がします。

飲み会やパーティで多くの人と話した後と言うのは、情報をキャッチしすぎて脳内が洪水を起こしている状態です。

誰かからの一言で(そのつもりがなくても)色々深く考えて、傷ついてしまったということもあるでしょう。

それを見直して、1人になって他の刺激をシャットダウンし、心の中を落ち着かせましょう。

「人と会話しすぎて疲れたら、意識して1人になる時間を作る」アスペの人はこのことをぜひ理解してほしいなと思います。

 

不要な飲み会は時間とお金の無駄。全部断る。

これは究極のストレス回避法ですね。

ストレスを感じる要因の回数を減らしてしまう、ということです。

そもそも飲み会の誘いを断ることは何も悪いことではありません。

昭和の時代は強制参加だったのかもしれませんが、今は令和です。強制的に参加させようとする上司が居たら、パワハラで訴えられるかもしれません。

「行きたくない飲み会は行かなくてOK」なのです。

なっつん

なっつんも同窓会のハガキが来てもそのままシュレッダーにかけてしまうことも多い笑

極限まで数を減らしてしまえば問題ありません。

「たまにしかない」と思うと、心も軽くなりませんか?

 

アスペが「健常者のふり」をすると後からつらくなる。「ありのまま」で行こう

なぜアスペは大人数の集まりが苦手なのか、理由をまとめます。

アスペが飲み会やパーティに参加した後疲れてしまう理由
  1. 大人数の会話についていくのが苦手
  2. 自分だけ「違う」ことを嫌でも思い知る
  3. 情報や刺激が多すぎて疲れてしまう

どうしても参加しなければならない集まりに出る時は、「聞き役になること」「笑うこと」で会話が下手でも好感を持たれます。

そして集まりに参加した次の日は「1人きりになって脳と心を休める時間を作る」ことが大事です。

 

そして最後にお伝えしておきたいのが、「無理して社交的なフリをすることだけは絶対にやめよう」ということ。

確かに社交的なフリは場数を踏めばできるようになります。

でもそれは”フリ”に過ぎないので、アスペの場合は150%以上のエネルギーを使っている状態なんですね。

そんな状態でキラキラしたパリピの演技を続けていても、常にストレスを感じて疲れ果ててしまいます。

仮に「社交的な”フリ”をした自分」を誰かに好きになってもらえたとしても、ずっとそのキャラを続けなければならない、ことを意味します。

それなら最初からありのままの自分を出して、好きになってくれる人と付き合った方が絶対にいいです。

友達の数は少なくてOKなのです。

 

↑私がツイッターを始めて最初にバズったツイートです。

これがバズってたくさんの方に共感してもらえてから、「もう無理しすぎるのはやめよう」と誓いました。

その結果、今はあまりキラキラしていないオタク友達が周りに増えました笑

なっつん

ちなみに大学生の時は、150%のエネルギーを使いリア充感を出そうと努力し、ちょっと意識高いキラキラ系のサークルに入り、おしゃれにも気を遣って、「ゲームなどしそうにない」と言われていましたが、当時の友達とは全然連絡取り合っていません。

嘘の自分だったからです。ゲームしてる方が活き活きしてます。

アスペを隠そうとせず、ごまかそうとせず、「ありの〜ままの〜」自分で居ることが大事です。

 

こちらの記事もおすすめです

大人になってから発達障害に気づいてよかったと思う理由

大人になってから発達障害に気づいてよかったと思う理由【大人の発達障害】

2019年9月8日

アスペ女性の人生はハードモードなのか?【女子会が苦手】

2019年8月10日

発達さんが自己肯定感を取り戻す5つのステップ【ASD/ADHD】

2019年7月29日



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA