なっつん(@nattsu_326)です。
実写版『アラジン』が現在上映中ですが、ここ数年で1番感動した映画でした。感動したあまりすでに3回も観に行ってしまいました笑
今回はそんなディズニーに関しての記事です。
皆さんの1番好きなディズニー作品は何ですか?
私が3つ挙げるとしたら『アラジン』『美女と野獣』『ポカホンタス』の3つです。
最後、マニアックだなぁと思ったでしょうか。
『ポカホンタス』はあまり知名度がないし、「絵がきもい」と言う人も居ますし、ディズニーランドでは仲間外れにされていますし笑、唯一ハッピーエンドではない作品なのですが、ストーリーに深みとテーマ性があって大好きな作品です。実写版を待ち望んでいます!
『アラジン』は私が生まれた年にアニメ版が出たこともあり、家にビデオがあって1番観ていたからという理由なのですが、
『美女と野獣』が好きな理由は、また違います。
それは、「ベルと私が似ている」という点です。
「私は美女」「私はエマ・ワトソンに似ている」と言っているわけではありません笑 見た目の話ではなく、中身がそっくりなのです。
そして大人になってASDの診断を受けてから改めて思いました。「ベルはアスペではないのか?」と。
今回はアスペの視点から、『美女と野獣』という作品について考えていきます。
街中の人から「変な子」と歌で連呼される
私が『美女と野獣』を観るたびにぐさっと心に突き刺さって痛くなるのは、冒頭の歌です。「いつもと同じパン屋さんが〜♪」ってやつです。
この爽やかな曲の何に心が痛むかと言うと、多分ASDをお持ちの方ならこのシチュエーションに心当たりがあるのではと思うからです・・・。
村中の人から遠巻きに「変な子」「変わり者」「おかしな子」「空想ばかり」「本ばかり読んで」「病気じゃないの」と連呼されるのは、アスペなら心当たりがあるのではないかと思うのです。

名曲なのに聴くたび心を抉り取られるトラウマソング
そしてベル本人もこの閉鎖的な村に馴染めず、「変人」と言われることに居心地の悪さを感じて、別の世界を見たいと言っています。
これもアスペの方ならきっと経験がありますよね。
今いる学校や会社やコミュニティで浮いてしまって、居心地が悪くて、自分を受け入れてくれる別のどこかに行きたいという気持ちはとてもよく理解できます。
本と空想が好き


これも、私は子供の頃から「どうして本と空想が好きだと変な子なの?」と疑問に思っていました。
アスペである私自身も、ベルと同じく本と空想が大好きだったからです。
ガストンが「この本は挿絵がほとんどない」とベルの本を投げ捨てるシーンがありますが、私も絵がほとんどないような分厚い本に夢中になるような子供でした。
ASD(アスペ)の方はその特徴として好きなことへのこだわりが強いため、1つのことに没頭しやすく、興味のある分野に関してはあらゆる本を読んで知的好奇心を満たそうとするのではないでしょうか。
また、これは全ての方に当てはまるか分かりませんが、空想・妄想が大好きです。
↓の記事にも書いていますが・・・授業中でもぼーっと空想の世界に浸ってしまったり、空想の世界に行くと1時間以上戻ってこれないこともありました。
ASDの他にADHDも入っている方だと、新しいアイデアが思いつきやすいためよく空想に浸るかもしれません。
これらの本と空想が好きというベルの特徴は、アスペの特徴にも一致するのです。
ベルの父・モーリスが精神病院に行かされそうになるシーン
さらに、ベルの父親であるモーリスも発達障害の傾向が強いキャラだと思います。
ASDもそうですが、ADHDの強いキャラであるように感じます。
モーリスの職業は、アニメ版では発明家。実写版では画家です。
架空の物語とは言え、どちらも凡人が簡単になれる職業ではないですよね。
発達障害の方にはクリエイティブな仕事が向いているとよく聞きます。もちろん全員に当てはまるわけではありませんが、実際にクリエイティブな実績を残している方を見ると、面白いことが分かるのです。
例えば、トーマス・エジソン、アイン・シュタイン、ダ・ヴィンチといった偉人も、ADHDではないかという説があります。
そして現代では、スティーブ・ジョブズはADHDで、ビル・ゲイツはASDというのは有名な話です。
イラストレーターや漫画家さんの中にも、発達障害を公言されている方がいらっしゃいます。
そこまでいかなくとも、身近なクリエイティブ職、例えばなっつんは仕事柄プログラマー・デザイナー・ブロガーやライターさんなどの知り合いが多いのですが、やはり発達障害を持っていたり、見るからにその傾向がある方が多いのです。
映画の終盤では、モーリスが村中の人から「病気だ」と決めつけられ、精神病院に送られそうになるシーンもあります。
これは本当に現代そのままだなぁと思い胸が痛くなります。
村の人たちと「同じ」でなければ、主導者(この映画の場合はガストン)に従うことができなければ「病気」「障害」であり、「個性」とは認めてもらえないのです。




見た感じ、ベルはINFPで、モーリスはINTPという感じがしますね。
ベルの母親もアスペ?


実は発達障害一家なのではというのを匂わせるシーンが、実写版にありました。
アニメ版ではベルの母親のことは一切触れられていませんが、実写版には話だけちらりと出てきます。
思い出せる限りですが、モーリスがベルの母親についてこんなことを言っていました。
「村の人からは変わり者と言われていたが、次第にみんな彼女の真似をするようになった。時代の先端を行く勇敢な女性だった」
まさにベルのことを言っているのではないかという台詞ですが、ベルの母親もそのような女性だったのですね。
「変人」と言われても臆せずに自分の意志を貫く人であったことが分かります。
変わり者のままでいい


発達障害を持って生きていると、「変わっている」と言われたり周りと違うことを指摘されたり、みんなができることが上手くできずに悩むものです。
そこで大半の人は障害を必死に隠して周囲に馴染もうとしたり、「普通」になろうという努力をします。
私もそうでした。「変わっている」自分がコンプレックスで、それを矯正して何とか馴染もうと頑張っていた時期がありました。
でもそれは映画で言えば、ベルが考えを曲げて最初からガストンと結婚するようなものです。
それでベルは幸せになれたでしょうか?村に馴染めたのでしょうか?




(実写版のガストンは超イケメンだからむしろ結婚したい)
発達障害をマイナスに考えず、「個性」だと考えて自分に自信を持てるか。
そして外の世界に踏み出したり、環境を変える勇気を持てるか。
そっちの方が、発達さんが幸せになる上で大事なことだと思いました。
ベルを勝手にアスペにするんじゃねぇ!という声も聞こえてきそうな記事ですが、アスペの私なりに『美女と野獣』を考えてみました。























今、この映画みてます。私も、この歌が刺さりました。ベルはこの村で、女性が自立できなさそうな時代に生まれて大変だっただろうなと思います。ガストンと結婚しても、幸せになれないことは確か。ガストンは、守ってやるつもりが理解できず、反撃されDVや浮気にはしりそう。