なっつんです。
悲しいことに、海外・英語という話題だけで嫌悪感やらコンプレックスやらの負の感情を持ってしまう人が一定数居るみたいですね(´・ω・)
いつまでも終わらないガイジン差別や、留学や国際交流にハマっている人を「意識高い」「海外見る前に日本見ろや!」と無条件に叩いたりする様子を見てると、悲しくなってしまいます。
だからこういう話題について記事を書くのは、発信する側としても少し勇気が必要なのですが、
私自身が発達障害で苦しんでいた時に、実際にアメリカ人の友達に救われた1人なのです。
彼女が友達だったおかげで、私は発達障害に負けずにすぐに人生を立て直すことができたと言っても過言ではありません。
だから今日は友人への感謝の気持ちをこめて、私が心で感じたことを、正直にそのまま書きますね。
(決してアメリカ万歳、日本はダメだと主張したいわけではないです)
女子グループに馴染めず悩んでいた時、アメリカ人の女の子と親友になった
このブログの記事の中でも、↑こちらの記事は発達障害の女性からたくさん共感の声を頂いています。
そう、発達障害の女性はいわゆる「女子会」に馴染むのが非常に苦手で、女同士特有の人間関係でつまづきやすいのです・・・。
なっつんも例に漏れず、女子同士の付き合いが大の苦手でした。

「かわいい〜」「わかる〜」と言うことができず、恋バナやゴシップの何が面白いのか分からず、「いや、それは違うと思うよ」「人のことよく知らないのにそんな風に言ったらダメだよ」と言ってしまういわゆる空気読めない女でした笑
ゲームと少年漫画好きだった私は男子の方が話が合ったので、男子と仲良くしていたらさらに反感を買ってしまったと言うのも、発達女子あるあるなのではないでしょうか(^^;;
同年代の女の子から嫌われやすく、女友達が全然できないまま大学生になりました。
そんな時に唯一できた女友達が、留学生だったアメリカ人の女の子でした。(出会ってから8年経った今も仲良しです!)
彼女は日本に来たばかりで日本語がほとんど喋れず、しかも社会人を経験してから日本の大学院に入ったので年齢も7歳ぐらい上。
なのでなかなか馴染めず、友達ができなくて苦労していたようです。マイノリティの苦労ですね。
そして日本人なのに日本の女社会に馴染めてなかった発達障害の私も、マイノリティの苦労を抱えている人間でした。
短期留学から帰ってきたばかりの私は当時ポンコツ英語しか喋れなかったものの、何とか意思疎通はできました。
話してみると、彼女は綺麗な顔に似合わず私の1000倍を超えるハイパーオタクで、私の好きな漫画も「それ限定版DVD持ってるから」と返ってきたり、コミケで同人誌を買うだけでは物足りなくなり自ら同人誌を作って売るというなかなかのツワモノでした。
漫画アニメだけでなく、好きな小説も映画も音楽もほぼ全部同じ!繊細なのに好奇心旺盛なところもすごくよく似ていました。
マイノリティとして集団の中で頑張っている同士、一気に仲良くなりました。
彼女はアメリカ人にしてはおとなしい性格ですが、やはり日本人と比べるとズバズバと物を言うし、イエス・ノーがはっきりしていて、あまり空気を読みません。そこがアスペの私にとっては居心地良く感じました。
発達障害が発覚した時に1番親身になって助けてくれたのは、親友とそのお父さんだった
そして私は24歳の時に発達障害を診断されます。
まず親と当時付き合っていた彼氏に打ち明けて、次に打ち明けたのがその友達でした。
結果的に、親よりも恋人よりも1番親身になって私に協力してくれたのは、アメリカ人の友達でした。
その時初めて知ったのですが、実は彼女のお父さんもアスペだったのです。
そのため発達障害について元から詳しかったのもありますが、ロサンゼルスに帰ってお父さんに私の発達障害のことを相談し、親子2人で私のために色んな情報を教えてくれました。
特にお父さんは実体験から仕事や生活のアドバイスなどをたくさん教えてくれて、今でもすごく役に立っています。
そして発達障害についての本をこんなに探してくれて、日本に持ち帰ってきてくれました。アイキャッチ画像の写真がそうですね。


左から”Pretending to be Normal”, “Nerdy, Shy, and Socially Inappropriate”、”Marriage and Lasting Relationship with Asperger’s Syndrome”という本です。
左2冊はASDを持つ当事者の経験談や実生活のアドバイス、右はASDを持つ人が恋愛・夫婦関係を築くためのアドバイスが載った本です。
どれもかなり参考になる本なので、英語読むのが苦痛でない方はぜひ!
ちなみに両親に打ち明けた時は、「命に関わる障害じゃないから大したことないよ」とあまり重く受け止めてくれませんでした。
そして恋人は明らかに精神障害への理解がない人だと分かったので、その後別れてしまいました。
だから彼女とそのお父さんが居てくれなかったら、私は突然突きつけられた「発達障害」を誰からも理解してもらえず、孤独の中で苦しむことになっていたかもしれません。
こんなに私のために協力してくれただけでなく、その後も何年にも渡って私の症状や仕事について気にかけてくれて、本当に恩人だと思っています。
「彼女はアスペルガーなのよ」とオープンに紹介され、”That’s why you are so clever”と笑顔で返ってきた


海外にも日本人街や日本人コミュニティがたくさんありますけど、日本国内にも英語ネイティブのコミュニティみたいなものがポツポツあり、アメリカ・イギリス・オーストラリア・カナダ人などが集まっています。
私はその友達に誘われて、変人だから馴染めるやろと思ったのか、日本人なのによく呼ばれていました😂😂アイムジャパニーズ・・・




でも、おかげでポンコツ英語が気づいたらTOEIC900点に進化していました!
そこでびっくりしたのが、「彼女はアスペルガーなのよ」と普通に紹介されてしまうことでした。
日本だと発達障害の当事者会でもない限り、「この人はアスペ」なんて公に言うのはタブーですよね。
もしそんなことを言ったら顔をしかめられたり、引かれてしまうのは目に見えています。
でもここでは違いました。別のアメリカ人の友達から“That’s why you are so clever(だから君はそんなに頭がいいんだね)”と、笑顔で返ってきたんです。
これには本当に本当に、嬉しいカルチャーショックを受けました。
発達障害をポジティブな「個性」としてとらえてくれるから、隠す必要はなくこういう場所でオープンに言ってしまっても大丈夫なんだなと気づいたんです。
日本には同調圧力があるから、みんなと同じでなければ差別されてしまいます。
けど個人主義の国では、「違う」「個性的」であることを肯定的に見てもらえるんだな、と実感した瞬間でした。
(もちろんこれは全員に限った話ではないと思います。差別してくるアメリカ人も、一部には居るのかもしれません)
セサミストリートにアスペのキャラが出てくる
こういった寛容さの背景には、セサミストリートに自閉症のキャラを登場させるなどの取り組みが影響してるのかな、と思いました。
セサミストリートの新キャラクター「ジュリア」は、自閉症の女の子
セサミストリートはアメリカの国民的アニメ。
日本で言えばサザエさんやドラえもんに発達障害のキャラが出てくるようなものです。
そういうところで発達障害の認知を広めてくれたら、確かに子供の頃から発達障害の人のことを理解できるようになるよな。と思いました。
日本では義務教育の教科書にも発達障害のことは書かれていません。
マスコミの効果で認知度は高まっているとは言え、「よく分からない、怖い」と思っている人が大半なんじゃないかなという印象です。
悲しすぎる事実ですが、発達障害を知的障害と間違えている人も日本には多いです。




知的に劣っている人だと勘違いされて、子供に話しかけるようなよちよち言葉で話しかけられたという当事者の方も多いみたい
アメリカの発達障害雇用は、調べれば調べるほどすごいことが分かる
発達障害の雇用に関しても素晴らしい事例がたくさんありました。
発達障害の特性をきちんと理解した、適材適所の雇用がなされていることが分かります。
日本はまだまだ「障害者雇用」の枠組みがあるのみ。しかもほとんどの場合賃金が低く、才能に見合う対価がもらえないのが現実・・・。
日本でも、もっともっと発達障害者の雇用が進化してほしいですね!
“2014年にできた映画やテレビの映像加工を行うスタジオ「エクセプショナルマインズ」。このスタジオで作業をするスタッフ約20人全員が、コミュニケーションが苦手という特性のある自閉スペクトラム症です。”
— なっつん🐈発達障害&HSPの宇宙人 (@nattsu_326) November 25, 2019
特性を活かしている素晴らしい職場の例!https://t.co/RX2Y6QzbEg
日本も、発達障害の「個性」をポジティブに活かせる国になりますように


ここまで書いて、一部の人は「そんなにアメリカアメリカ言うなら国を出ちまえよ」とでも思ったでしょうか?笑
実は主治医からも「君は言葉もできるんだから、海外出た方が幸せになれるかもよ」と言われました。
いえいえ、私は少し英語が得意なだけで、日本が大好きなんです。
治安も良いし、ご飯も美味しいし、文化もマナーも素晴らしい。
だからこそ発達障害者にとっては間違いなく生きづらい国であることが、とにかく残念だなと思うのです。
日本にはアメリカにはない日本の良さがたくさんあるので、そこを残しつつ、発達障害の雇用に関しては海外の良いところを見習って、もっともっと生きやすい国になってほしいなぁと思ったのでした。



























あ、今マウンティングされてんなと感じるたび「ぐおーーーーっ!!!」って叫んで逃げ出したくなってた。