こんばんは、なっつんです。
気になっている方も多いと思う「発達障害でも住みやすい場所」について、Twitterでこんなアンケートを取ってみました。
いつか記事にしたいなと思って
— なっつん@発達障害&HSP🐈 (@nattsu_326) June 27, 2019
「発達障害者の住みやすい街or国」
を調べたり考察したりしてます。
何かご意見あればコメント下さい😉
ちなみに私的には、日本は発達障害にとって住みやすい面と住みづらい面がどちらもあると思います。
その結果ダントツで名前が挙がった国があったため、前回の記事にまとめさせて頂きました!気になる方はぜひ読んでみて下さい。
さて今回の記事では、その他にもアンケートで名前が挙げられた街や国をご紹介します。
アンケートの結果をまとめていたところ、発達障害さんの住みやすい場所の共通項も何となく見えてきたので、それも書こうと思います。
現在住んでいる場所が居心地が悪くて、思い切ってどこかに移住したい!と考えている方は、前回の記事とあわせてぜひ参考にして頂けると嬉しいです。
発達障害さんが住みやすい場所のポイント
さて、アンケートで名前が挙がった場所+なっつんがおすすめの場所を、ASD・ADHD・複合型の人それぞれ分類してみました。

独断で分類しているので、意見があったり「他にはこんなとこも住みやすかったよ!」という場所があればメッセージ下さい。
ASD(自閉症・アスぺ)・ADHD両方持っていても住みやすい場所
札幌、福岡、ニュージーランド、オーストラリア、ハワイ、タイ、マレーシア、カナダ、フィジー、イタリア、北欧
ASDの人に特に向いている場所
東京、アメリカ(※意見が分かれました)、ドイツ、ドバイ
ADHDの人に特に向いている場所
大阪、沖縄、インド、バリ島、スペイン
日本国内だけでなく、アメリカからヨーロッパからオセアニアから南の島まで・・・地球を一周できそうなくらい幅広い意見が出ましたね。
詳しい意見が見たかったら、ツイートのコメント欄を読んでみて下さい。削除されていたり非公開アカウントだったり一部読めないコメントもあると思いますが。
寄せられた意見を見ていると、発達障害の方が住む場所を選ぶ際に重視した方がいいポイントの共通項が見えてきました。
① 時間にルーズ・のんびりした場所
② 「よそ者」に寛容
③ 他人との距離感が適度に離れている(ASDの人には特に大事)
④ 交通機関が発達しており、車の運転が必要ない
⑤ 自然があり、空気や水が綺麗(HSP・感覚過敏の人は特に大事)
きっと発達障害やグレーゾーンの方なら「わかる!」と感じたのではないでしょうか。
1つ1つ見ていきます。
① 時間にルーズ・のんびりした場所


自分のペースを乱されるのが苦手なASDの人にとっても、時間を守るのが苦手で遅刻しがちなADHDの人にとっても、時間にルーズなのが許される文化は非常に居心地がいいもの。
日本は時間に厳しい・きっちりしすぎている点がストレスを感じる、という発達障害の方も多いのではないでしょうか。
例えば日本の会社では毎朝9時に出社しなければならなかったり、待ち合わせには前もって着くのがマナーというようなルールがあります。
しかし、発達障害の人にとっては時間感覚がゆるい方が過ごしやすかったり、ストレスがたまりにくかったりします。




確かに電車が1分の狂いもなく時間通りに来るのは素晴らしい。
でも、なっつん的には「もうちょっとゆるくてもいいのに〜」と思ってしまいます。
ちなみに統計でも、日本は時間に厳しい国3位にランクインしています。
- スイス
- ドイツ
- 日本
- スウェーデン
- オランダ
- デンマーク
- アメリカ
- イギリス
- チェコ
- ポーランド
- フランス
- スペイン
- ロシア
- イタリア
- メキシコ
(参照:Punctual | Time Punctuality | Best Punctual Countries | Time Management Skills)
しかしこのランキングは都市によって変動するのではないか?と思います。
日本国内でも、東京・大阪の都市部はペースが早いものの、地方に行くと時間の流れが緩やかな場所が多いです。私の地元の北海道なんか、みんなの〜んびりしています。
2位にランクインしているドイツも、フリーランスが多く集まるベルリンは比較的時間がゆるやかです。
どこの国も都市によって差があるかもしれません。同じアメリカでも、ハワイとニューヨークでは全然違いますしね。
頂いた意見の中では、沖縄・ハワイ・フィジー・バリ島などの南の島が特にのんびりしていて、時間を気にせず過ごしやすいのではないかと思います。
② 「よそ者」に寛容


やはりコミュニケーションが苦手だったり、上手にできないことが多い発達障害の方にとっては、「違い」を差別せずに寛容に受け入れてくれるというのはとても大事な点です。
日本にも世界にも、まだまだ閉鎖的な土地はあるものです。
よそ者を受け入れない保守的な土地では、その土地ならではの派閥のようなものが出来上がってしまっています。ニューカマーをなかなか快く受け入れてくれなかったり、人と違う行動やおかしな行動を取れば瞬く間に噂が広まってしまいます。
そんな雰囲気の場所では、発達障害者の方はどうしても浮いてしまい、差別されたりいじめられたりしかねません。
だからこそ「よそ者」に寛容なオープンな土地を選ぶことが大事です。
そしてこの寛容さの基準は、「移民が多いかどうか」「歴史的に移民の受け入れを積極的に受け入れてきたか」「人の出入りが激しいか」である程度分かると思います。
様々なバックグラウンドの人が集まる場所であれば「人と違う」ことが当然であるため、「人と違う」発達障害さんも浮きにくいし、受け入れてもらえやすいと言えます。




ちなみにこの考え方は会社選びにも役立ちますよ。
閉鎖的で保守的な社風より、オープンマインドな社風の方が発達さんも馴染みやすいです。
実際にアンケートで名前が挙がった国はどこも移民や観光客が多く、オープンマインドな土地だと思います。
とは言えこれも街によって空気感が違います。
移住する前に1度旅行で訪れてみて、その土地の寛容さを肌で感じてみるのが1番おすすめです。
③ 他人との距離感が適度に離れている(ASDの人には特に大事)


これは②に似ていますが、ある程度人の流れが流動的な土地の方が、発達障害の方にとっては人間関係も楽だと思います。
街全体が知り合いで近所付き合いの濃密な土地では間違いなく苦労します。
特にASD(自閉症・アスぺ)の方にとっては、出かける場所で必ず知り合いに会うという田舎は、想像しただけでストレスがたまるのではないでしょうか。
またそういった近所付き合いの濃い土地では集団行動が基本となるため、単独行動がしづらいというのもASDの方には苦痛でたまりません。
発達障害の方は基本的に個人主義ですから、個人主義の文化の方が過ごしやすいのです。
日本は集団主義の国と言われますが、都会であれば個人主義な人が多く1人行動がしやすいです。
特にASDの方には東京が1番住みやすいという意見がちらほら出ました。
東京は人が冷たいとか、人との距離が薄いとか色々言われますが、その淡白さがASDの方には気楽だったりします。
海外ではアメリカやヨーロッパ、カナダ、オセアニアは人と人との距離感が適度に保たれていて過ごしやすいと思います。(とは言えヨーロッパの中には集団主義的な国もあります)
しかし中国や台湾では集団行動が好まれるため、1人だと浮きます。
④ 交通機関が発達しており、車の運転が必要ない
この記事で書いたのですが、発達障害の方はどうもその特性的に車の運転が苦手な方が多いです。
私もほとんど運転しません、というかできません。2つ以上のことを同時にできないので、運転したら事故ることが分かっているからです。
そんな人にとって、車がメインの移動手段となる土地は大変です。
旅行で行くだけなら気にしなくてもいいと思いますが、住むとなった場合は公共交通機関が発達している、タクシー代が安いなど移動手段もポイントになりそうです。
自動運転の時代が近づいているとは言え、まだまだ先の話になりそうですから。
⑤ 自然があり、空気や水が綺麗(HSP・感覚過敏の人は特に大事)


発達障害には感覚過敏の方が多いです。
障害ではないのですが、HSP(人一倍繊細な気質)を併せ持つ人も五感の刺激にはかなり敏感です。
そのような感受性の強い人が、うるさい・眩しい・異臭がする・空気が汚い場所で1日中過ごすと、あまりに刺激が多すぎて神経が疲れ果ててしまいます。
でも、②〜④の項目を見ていると、「都会の方が向いているんじゃないの?」という気がしますよね。
都会は都会でも街中に緑が多かったり、すぐに公園や自然豊かな場所にアクセスできるところを選ぶのが大事です。
本当に感覚過敏の強い方は、大都会でなく地方都市を選んだり、カナダやニュージーランド・オーストラリアなど大自然の多い国がおすすめです。
「アメリカ」の意見が分かれたわけ
・一般の人の発達障害への理解が日本より進んでいる(セサミストリートで自閉症のキャラを登場させたり、子供にも理解させようという取り組みがある)
・マイクロソフトなど自閉症とITの相性の良さを知っており、積極採用している企業あり。(ビル・ゲイツ自身も自閉症)
・自由の国なので、日本よりは発達障害でも浮きづらい
・アメリカ人はイエス・ノーがはっきりしていて空気を読む必要がなく、意外とASDでも付き合いやすい(※なっつんの主観なので当てはまらない人もいると思う)
などのプラスの意見が多数寄せられる一方で、
・超実力主義なので、仕事ができなければ簡単にクビにされる
・無期雇用が困難
という意見もありました。
発達障害をオープンにした上でも採用してくれる企業で、なおかつ自分の実力に自信のある方ならアメリカは向いていると思います。
例えばなっつんのしているWebデザイナーという仕事は日本の平均年収が300万円台なのに対し、アメリカでは実力次第で年収1000万円も狙えてしまうとか。 プログラマーはもっと上を行くはずです。
どの職種においても実力のある方は評価され発達障害でも高収入を狙える可能性がありますが、そうでない方は厳しいと言えます。
向いている場所は人それぞれ
以上、発達障害のある方でも住みやすい場所のまとめと、その共通点でした。
しかしその人にとって最も快適な住む場所というのは、人それぞれ違うと思います。天職やベストパートナーが1人1人違うのと同じです。
「住めば都」とも言いますが、食べ物や気候など本人の努力ではどうにもならないこともありますし、発達障害の方は特に環境が大事になってくると思います。
どんな仕事をしていて、その仕事はその土地で栄えているのか。食の好みや、趣味によっても変わるでしょうし、人によっては暑いのが苦手だったり寒いのが苦手だったり、気候も重要なポイントですね。物価はどの程度までなら大丈夫なのか。特に女性なら治安も大事です。
色々な要因によって変わってくるので、「ここがおすすめ!」と一概に断言することはできません。
でも自分に合う場所は必ず地球上のどこかに存在します。
そこを見つけるためにも、まずは色々な場所を実際に旅してみるのが1番なのではないかと思います。
みなさんが幸せに暮らせる場所を考える際に、この記事が少しでもお役に立てたら嬉しいです!
























はじめまして。しのぶといいます。
アスペルガー兼ADHDの不注意もちです。
転勤族でしたので、実体験として
なっつんさんのいうとおりだと思います。
村社会や体育会系の場所では、潰されると
感じます。
しのぶさん、コメントありがとうございます。
私も体育会系の大手で潰されたのでお気持ちわかります。。
すぐ転勤させられるような古い日系企業は避けた方が良さそうですよね。
はじめまして。
発達障害の診断がされたのは大人になってからですが、子供の頃に大都市から排他的な田舎へ引っ越してきて、親がそこに家を建ててしまったので、もう毎日が地獄そのものでした。
あくまで私の経験、主観ではありすが、札幌はあまりよくありませんでしたね。
最初は思いの外都会だったのでいいかと思ったのですが、なんだか冷たい人が多くて、すぐに引っ越してしまいました。
逆に、とてもよかったのは、東京です。
大学進学で住みましたが、学校の友達も優しい人が多く、赤の他人様でも、ちょっと困っているとすぐに誰か助けてくれました。
かと言って、ベッタリした人間関係もないので、心地よかったです。
もう一度、東京に住みたいと思いつつ、やがて来る大地震が怖いなどと思ったりもしています(苦笑)