「貧乏を乗り越えた経験」はどんな学歴や資格よりも役に立つ

「貧乏を乗り越えた経験」はどんな学歴や資格よりも役に立つ



みなさんは、貧乏になった経験はありますか?

貧乏経験はコンプレックスになりがちなので、恥ずかしい黒歴史として隠している方も多いかもしれません。

もしくは今貧しくて生活が苦しいという方も居ると思います。日本に貧困が増えてきているのは事実ですから。

ですが、昔貧しかった人も、今貧しいという人も、どうか自分に自信を失わないでほしいんです。

「貧乏を乗り越えた経験」ほど自分の人生の経験値を上げてくれるものはないからです。

例えるなら、普通のサラリーマン生活をしていて得られる人生の経験値が、スライムを倒した時の微々たる経験値だとすれば、

貧乏生活を送って得る経験値は、メタルスライムを倒した時の経験値みたいなもの。そのくらい大きいんです。

なっつん

ドラクエ分からない方が居たらすみません・・・。

スライムは何十匹倒してもレベルが1つしか上がらないけど、メタルスライムを1匹倒したらレベルが一気に3つくらい上がったりするんです。

 

今1番役に立ってるのは、貧乏だった時の経験

私は、今は週3〜4でIT企業+自分で受けたWeb制作の案件+ブログ収入(変動がある)+投資の利益(まだまだ小さい)と、発達障害があるものの無理をせずに、割と余裕のある生活が送れていると思います。

なっつん

私の生きがいである海外旅行にも、年に2回以上は行けています!

でも今の生活に辿り着くまで、長い苦労がありました。

私が発達障害&抑うつを診断されて働けなくなったのは24歳の時でしたが、その時の収入は月6万ぐらいだったかと思います。

メンタルの状態が酷くて、働きたくても働けない状態でした。

自分は障害者であると突きつけられ、自己肯定感もだだ下がりで、自暴自棄な行動を取ったりもしていました。

人間はうつになると、人生から目を背けて社会から逃げ出したくなるものなんだと実感しました・・・。

 

そこから、発達障害の自分でもストレスなく生きていけるためには?将来AIに奪われない仕事は?定型発達の人よりも働けなくなるリスクが高い自分が、リスクを減らして生きていくには?

色んなことをたくさん考えて、本を買うお金もないので図書館に通って本を読みまくって、作戦を練って、学校にも通い直して、かなりかなり頭をひねりました。

無計画でフリーランスをやってみたりもしましたが、未経験では難しいことに気づいたりもしました。

↓この時のお話です。

発達障害の私が1年間休職してよかったと思う理由。就労移行支援サービスもまとめました。【自閉症/ADHD】

2019年6月14日

ですが今振り返ってみると、この時の貧乏とうつを乗り越えた経験があったからこそ、今があるのかな、と思います。

 

1度でも「貧乏を乗り越えた経験」をすると、その後の人生が有利になる理由

「お金を稼ぐこと」について全力で考えるようになり、お金の知識やビジネスセンスが身につく

仕事を失うと、「どうやってお金を稼ぐか」と嫌でも考えざるを得ません。

OL時代に会社でファイナンシャルプランナーや簿記の資格を取らされたり、お金や投資や副業の本を読んでみたことはありますが、その程度ではうわべの知識しか入ってこなかったんだなと今思います。知識だけで実感が伴っていなかったからです。

私の場合は病気のせいで会社勤めから離れたことで、「ゼロから何もない状態で、会社に頼らずお金を稼ぐには?」と言うことを全身全霊で調べて考えるようになりました(と言うか考えざるを得ませんでした)。

その時の気合いと知識欲は、OLの自分が片手間でマネー本を読むのとは比にならないくらい本気だったと思います。

保険、確定申告、税金なども知識として知ってはいましたが、「実際にはこうなってるんだ」と言うのも会社を辞めたおかげで分かったことです。

会社員の間は会社が全部やってくれて勝手に引かれていたので、どんな仕組みになっているか分からなかったのですが、全部分かるようになりました。

 

私のこのブログの収入は、開設5ヶ月目の今月、新卒の初任給である20万円を突破できました。

会社の給料と同じくらいの額を、賃金としてでなく自力で集客をして稼げたというのは、すごく嬉しい!自分の自信にもなりました。

なっつん

しかもブログの場合は自分の「資産」になるのが嬉しい。

「給料」は自分の身を削って働き続けなければ貰えないけど、

ブログは1度仕組みを作ってしまえば働かなくても収入を運んできてくれる「資産」になる。

でもこれを達成できたのも働けなかった時の苦労と、その時に得た知恵のお陰です。

私程度でもこれを達成できるのだから、もっとすごい人たちはもっと大きな結果を出せるわけです。

成功している経営者の方の本を読んでみると、過酷な貧乏時代を経験している人が多いことに気づくと思います。

失敗は成功の母とも言いますが、その通りなのです。実際に貧乏になってみないと分からないことがたくさんあります。

 

金銭感覚が磨かれる/少ない支出で豊かに暮らせるようになる

貧乏になると、「どうやってお金を稼ぐか」と同時に、「どうやって支出を減らすか」も本気で考えざるを得なくなります。

私は働けなくなって月収6万になった時、ミニマリストの方の本をたくさん読んで少ない支出で満足して暮らせる方法を模索しました。

1番心に響いたのはこの本です。

 

「年収90万で東京ハッピーライフ」というタイトルだけで、何か、猛烈に惹かれませんか?

ミニマリストの方の考え方に刺激を受けると、今まで自分がいかに無駄なお金を使って生きていたか、気づくきっかけになりました。

なっつん

スキンケアや化粧品に何万円もかけたり、割高なコンビニで買い物しまくってたし、行きたくない飲み会をズルズル3次会まで付き合って1万円とか、疲れたらすぐタクシー乗るとか、そんなOL生活でした

手っ取り早く減らせる支出としては、スマホ代があります。格安SIMに乗り換えるだけで毎月7,000円くらい減らせました。

女性の場合は美容費も削れます。化粧水・ファンデーション等が必要という価値観は、化粧品会社の戦略に乗せられているだけなんだと気づくだけで、無駄な支出を減らせます。

化粧水とファンデとエステはいらない

化粧水とファンデとエステはいらない。【ADHD女性におすすめ美容法】

2019年8月13日

後は「家賃」が生活の中で1番大きな支出になるので、生活費の安い場所に引っ越すとかですね。

「生活費安い場所は給料も低いじゃん」というツッコミが出てきそうですが、リモートワークで調整できれば場所は関係ありません。札幌は東京の半分ぐらいの家賃です。東南アジアはもっと安く住めますね。暑いところが嫌なら東ヨーロッパも安いです。

後は「健康保険料」を抑えながら収入だけ増やす方法、「節税」の方法など色々あるのですが・・・書いたらキリがないのでまた別の記事にまとめますね。

 

「少ない支出で豊かに暮らせる」って、一生役立つ一生モノの考え方なんですよね。

人間は1度生活水準を上げてしまうと、下げるのが難しくなってしまいます。

ですが1度貧乏を経験することで、いくら稼いだとしても、金銭感覚が狂いにくくなると思います。なぜなら1度苦労を身をもって味わっているからです。

お金を貯めるコツは、「収入を増やして支出を減らす」というシンプルな考え方です。みんな分かっているのになかなかできない。

ですが貧乏経験はこの考え方を磨いてくれるんです。

 

苦労はどんな自己啓発本よりもメンタルを強くする

「若い時の苦労は買ってでも〜」と言いますが、苦労したことのある人間は本当に強くなります。

自己啓発本を100冊読むより、1度貧乏になった方がよっぽどメンタルが強くなると思います。なかなか折れない鋼鉄のメンタルが手に入ります。

まず働けなくなると、周りの人から白い目を向けられたり冷たいことを言われたりします。

誰でもショックを受けると思いますが、そんな逆風の中でも立っているにはどうすればいいか、何となく分かってきます。

そして「お金がない」というどん底から這い上がるという経験は、どこに行って何をするにも役に立つものです。

それは「失敗しても何とかなる」という自信になるため、色んなことに挑戦しやすくなるんじゃないかなと思います。

私も新しい資格に挑戦したり1人で海外に行ったりビジネスを始めてみたり、すごく前向きになりました。「働けなくなっても何とかできたから大丈夫」という気持ちが基盤になったからです。

いま収入が途絶えて無職になろうが、台風で家が吹き飛ぼうが、そんなトラブルも人生のひとつだと楽しんで、またゼロから生活を立て直していけるだろうと思います。

 

学歴も資格も自分を守ってくれなくなる時がある

発達障害を診断されて私が1番学んだことは、「学歴も資格も自分を守ってくれなくなる時がある」と言うことです。

どんな学歴も資格も、精神障害やうつ病には勝てません。確かに良い仕事には繋がるかもしれませんが、病気で働けなくなる時はみんな一緒です。

アスペの私は低すぎるコミュ力・社会性と引き換えに学校のお勉強だけは得意だったので、塾に通わないで国公立大学に現役合格できてしまいました。

在学中にTOEIC900点が取れて、就活すれば財閥系企業に一発で内定が決まり、恥ずかしながら当時は「何だ人生ってイージーモードだな」と思っていたところがありました。

そりゃイージーに決まっていました。全く自分の頭で考えてなくて、目の前にあるレールを歩いていただけだったからです。

どっちに進めばいいか何も考えていなかった私のような人間でも、「勉強が得意」ただそれだけで目の前のレールを進むことができ、しかも周りからは褒められてしまっていたんです。

だから私は20年あまり「どうやったら失敗しないか、周りから批判されないか」ということだけが行動基準でした。

 

でももう、それだけでゴールまでレールに乗っかっていられる時代ではありません。

私の親の世代までは「学歴」「資格」が自分を守ってくれる時代だったので、その価値観をそのまま受け継いで生きているという人は、優等生の人ほど多いと思います。

ですが私のような病気や障害のリスクだけでなく、リストラの可能性も高い時代です。

いつ公務員削減という話が出てもおかしくないところまで日本が来てしまっているかは、例えばこの本読めば誰でもわかるはず↓

 

なっつん

「大学がなくなる」ことまで書かれています。

読めば分かりますが、現実的な話です。

あとAI化の話も広がってますよね。そんなすぐには乗っ取られないと思いますが。

でもいつ何が起こるか予測不能で変化の激しい時代なので、学歴や資格といったものより「折れないメンタル」の方が武器になるんじゃないか?と思いました。

だから今が苦しいという方も自分を責めないでほしいのです。間違いなく経験値が上がってるところだと思うからです。

 

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