発達さんが「出世」より「副業で稼ぐ」を目指すべき理由【管理職は鬼門】

発達さんが「出世」より「副業で稼ぐ」を目指すべき理由。管理職は鬼門



このブログで発達障害の方に向いていると思う仕事をいくつか紹介させて頂きました。

アスペの人に向いている仕事を考える〜翻訳編

アスペの人に向いている仕事を考える〜翻訳編【発達障害の適職】

2019年8月29日

アスペの人に向いている仕事を考える〜Webライター編【発達障害の適職】

2019年6月23日

アスペの人に向いている仕事を考える〜経理編【発達障害の適職】

2019年6月11日
データ入力

アスペの人に向いている仕事を考える〜在宅ワーク/データ入力編【発達障害の適職】

2019年6月8日

発達障害さんにWEBデザイナーが向いていると思う7つの理由

2018年7月11日

発達さんに向いている仕事は、そんなに多くはないかもしれませんが、確実にあります。

しかし運良く向いている仕事を見つけられたとしても、問題点があります。

それは出世して管理職になった途端、さらなる試練が待ち構えていることです。

 

ASDですごく優秀なプログラマーの方が、優秀すぎるゆえに出世したものの管理職になった途端ストレスを感じるようになり、仕事ができなくなったという話を本で読んだことがあります。

これは発達さんの中でも真面目で仕事ができる方なら直面しやすい、あるあるのエピソードだと思います。

 

なぜ発達障害の方はめでたく出世できたとしても、管理職になった途端に苦労することになるのでしょうか?

出世が厳しいなら、じゃあ何を目指して頑張ればいいのか?

出世を諦めて一生低い収入で暮らさなければならないということなのか?

 

そういうわけではありません!

今回は発達障害の方にとってベストなキャリアの作り方を考えてみようと思います。

 

発達さんが出世して管理職になると積む理由

① マルチタスクになる

皆さん薄々お気づきだとは思いますが、日本の管理職=究極のマルチタスクです。

管理職になった途端、かかってくる電話も書かなければならない書類も10倍増えます。自分の仕事に加えて部署・会社内のあらゆる仕事に精通して、しかも上にも下にも気を配らなければならなくなります。

偉くなればなるほど何でも卒なくこなさないといけないし、周囲に気を配らなければならない量も倍増してしまうのです。

 

そもそも「総合職」という考え方自体が日本独特です。

総合職で入社すると、数ヶ月単位であちこちの部署を回されたり転勤させられたり、色んな仕事ができるように育てられますよね。

これだとなかなか専門性が育ちません。

そして発達さんがいかにマルチタスクに向いていないかはこのブログでもよく書いています。

でも日本企業で上の立場にいる人たちは、ほとんどが総合職として新卒入社して何十年も働いている人たちですよね。

新しい体質の企業やベンチャーなら、転職したての人でもバリバリ出世することがあります。けど、昔ながらの日本の職場はまだまだ年功序列です。

つまり、組織内で出世するためには発達さんの最も苦手なマルチタスク社員=総合職として入社し、その試練を何十年も耐えなければならないのです。しかも耐えられたところで出世できる保証もありません。

考えただけで発達さんには向いていないかつ、険しい道だと分かりますね・・・。

なっつん

私は入社してすぐに何とな〜くこのことを悟り、1年で辞めて方向転換しました・・・

平社員の現時点でも「マルチタスクがきつい・・・」と感じている方はいるでしょうか。

今の職場で頑張り続けて出世できたとしても、今のきつさが何十倍にもなって降りかかってくると思っておいた方がよさそうです。

 

② 折衝・揉め事が増える

これも、会社の偉い人を見ていると分かることだと思うのですが・・・

管理職になるとどうしても、会議に出たり、誰かと言い争ったり、交渉したり、討論する機会が増えます。

なっつん

発達障害の苦手ワード「会議」・・・

発達障害の中でも特にASDの人は自分の意見を口頭で説明するのが苦手なので、できれば揉め事や論争を避けて穏やかに過ごしたいと思っているのではないでしょうか。

ですが、管理職になると主張せずに黙々と仕事だけに打ち込むのは難しいのです。

さらに部下との接し方でも困難がありそうです。

部下からストレスや不満をぶつけられることだってありますし、常に誰かの「負」の感情をぶつけられやすい立場です。

なっつん

HSPが入っているとさらに管理職は苦しいかも・・・

常に誰かの怒りやストレスを受け止める立場ですから、いい意味で「鈍感」で強くないと務まらない立場なのかもしれません。

 

③ 責任が増す

これも出世した発達さんがパニックになってしまう原因の1つです。

もちろん何の責任も持たずにやっていい仕事なんてありませんが、管理職になれば責任の重さはケタ違いです。

自分の決断が会社の何百万・何千万というお金を動かすこともありますから、自分だけでなく会社全体の命運が肩にのしかかってきやすくなります。

自分の采配次第で部下が病んでしまったり辞めることだってあるわけですから、部下の人生にも責任を感じやすくなってしまうかもしれません。

 

正直、発達障害の人は自分自身の面倒を見るのに手一杯です。

自分が人並みにできないところを、人並みにしようと頑張るだけでもう手一杯なのです。

なので組織全体や他人の責任まで背負おうとすると、確実にキャパオーバーです。

キャパオーバーのまま頑張り続けると、自分の体や心が壊れて働けなくなってしまいますね。

そうなる前に、向いていないこと/できないことに見切りをつけて、「やらない」「目指さない」のも賢さです。

 

副業で稼ぐ方が向いている理由

発達障害の方が「もっと収入を増やしたい」と願うなら、出世しようと頑張るよりも、副業で稼ぐことを目指して頑張る方が向いていると思います。

理由を1つ1つ説明していきます。

 

① 「好きなこと」「得意なこと」をお金に換えやすいから

発達障害でも会社の中で活躍できている人は、あくまでも「その業務だけが得意」だから仕事ができる人なのです。

それ以外の業務はからっきしできないことも多いのが発達障害です。

例えばプログラミングが天才的にできる/イラストを描くのが上手だったとしても、電話が取れなかったり事務作業をミスってしまったりします。

 

なので発達障害の人がお金を稼ぐコツは「得意なこと”だけ”をやること」です。

会社員だと、どうしても全く興味のない仕事を振られてしまったりして、必ずしも好きなことを仕事にできるとは限りません。

ですが副業であれば、「好きなこと」「得意なこと」をお金に換えやすいと言えます。

ブログやYouTubeで自分が好きな分野・詳しい分野を発信したり、クラウドソーシングやココナラなどのスキルサイトで販売すれば、それだけでお小遣いに換わります。

ASDの方は、強いこだわりを持つのが特徴の1つと言われています。

自分の好きなことに関してはかなりのこだわりがあり、プロ並みの専門知識や技術を持っていたりします。

そこまで突き詰めたことであれば、必ずどこかに需要はあるはずです。

 

② マイペースにできるから

アスペに必要な「マイペース」について【自分の時間・場所が必要】

アスペに必要な「マイペース」について【自分の時間・場所が必要】

2019年8月14日

↑この通りマイペースなんですけど・・・

管理職って、マイペースな性格じゃ務まらないですよね。

会議など予定がどんどん入り、時間に縛られやすい立場だとも言えます。

そして急な仕事が発生すれば、残業したり休日出勤してでも終わらせようとする上司を何人も見てきました。

基本的に発達障害の人は誰かに時間や場所をコントロールされるのが苦手です。自分の環境は自分で決めたいと思っています。

しかし管理職になってしまうと、そんなことを言ってられなくなります。

 

それに対して副業は、かなり自由が利きますしマイペースに取り組むことができます。

発達障害の方は、急な体調不良や気分の落ち込みに襲われやすいという特徴も持っているのですが、体調や精神面が優れない時は無理してやらなくてもいいというのも副業のいいところ。

PCやスマホ1台でできる副業であれば、時間や場所を問わずにできるのも発達さんには嬉しいですね。

なっつん

なっつんも全く動けなくなる日や、記憶のフラッシュバックが起こってメンタルがどん底になる日があるのですが、そういう日はブログをサボっています・・・。

逆に多動が爆発して何時間でもやる気に満ちる日もあるので、その時に集中して作っています。

日によって体調やメンタルに変動がある発達さんにとっては、すごく相性がいいと思います。

 

③ 発達障害の人が得意な「パソコン・IT系」で稼ぎやすいから

これもよく言われることですが発達障害の人はインターネットが好きだったり、パソコンの操作が得意な人が多いと思います。

だからこそ、すごくラッキーな時代に生まれた!と思います。

ネットやパソコンに強い=お金を稼ぎやすい 時代だからです。

副業といっても、本業後にどこかのお店でバイトする・・・となると体力的にもかなりしんどいですが、パソコン1台でできる副業であれば体力も必要ありません。

しかも好きな時にできる案件が多いため、納期さえ守れば自分のペースで取り組むことができます。

実際にパソコンでできる副業にはこんなものがあります。

パソコン1台で稼げる副業の一例

ライター

Webデザイナー

翻訳

在宅ワーク/データ入力

ココナラ

色んな仕事があるのですが、まずはクラウドワークスに登録してみるのがおすすめです。

週1〜5日で1日短時間からできる仕事、スキルがなくてもできるデータ入力など色んな案件があります。自分に合ったものが見つかるはずです。

 

クラウドワークスの他にも、ココナラにも登録してみて下さい。イラスト・ライティング・相談、など自分の得意なことを出品しておくと、需要があるかもしれません。

 

理想は、本業をゆる〜く頑張って安定収入+副業の収入を増やしていくこと

初めて副業でお金が稼げた時の感動はかなり大きいです。

「すごい、本当に好きなことをしてお金がもらえた・・・!」と感動しますし、「これなら生きていける!」という自信を覚えて会社を辞めそうになるかもしれませんが、いきなり副業一本で独立しようとするのはめちゃくちゃリスキーです。

特に初心者の頃は単価の低い仕事しかもらえなかったり、急に収入が減ったり途絶えることだってあります。

なので私が思うに、発達障害の方でも無理なく収入を増やしていける理想的なキャリアは、本業をゆる〜く頑張って安定収入を確保しつつ、好きなことを副業で取り組んで徐々に収入を増やしていくことです。

副業の収入が10万を超えたら本業を週3〜4に減らしたり、20万を超えたら独立、など目標を立ててバランスを取っていきましょう。

 

会社で「真面目に働いて出世しよう!」というエネルギーがあるのなら、「副業で稼ごう!」という方向に努力のベクトルを変える方が、発達障害の人には向いていると思います。

なっつん

会社は働けば働くほど仕事が増えるだけで給料は変わらないけど、

副業は頑張れば頑張るほど収入に直結するのも嬉しい

もちろん発達障害の方が全て同じではないですし、バリバリ働いて出世してやるぜ!という考えの方もいると思います。

中にはすでに管理職として働いていて、大活躍している方もいらっしゃると思います。

それはそれで素晴らしいことです。

でも発達障害の特性を考えてみると、1番無理なく頑張っていけるのはこのやり方ではないか?と私は思いました。

人それぞれですから、この記事が全ての方には当てはまらないと思います。

それでもこの記事を読んでくれた皆さんの参考になれば、とっても嬉しいです(^^)



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