発達障害の人にアドラー心理学がおすすめな理由【セミナーに参加してきた】

発達障害の人にアドラー心理学がおすすめな理由【セミナーに参加してきた】



こんにちは、なっつん(@nattsu_326)です。

先日アドラー心理学のセミナーに参加してきたので、今回は自分自身の復習がてら内容を振り返ろうと思います。

私はアドラー心理学に関しては、『嫌われる勇気』を読んだ程度でそれほど知識はないのですが、知れば知るほど面白く、役に立つと感じる内容でした。

特に発達障害・HSPなどの「生きづらい人」「傷つきやすい人」とアドラー心理学の相性は抜群だと個人的に思います。打たれ弱い人の心を守る具体的な考え方が満載だからです。

なので今後もセミナーに参加したり勉強を続けて、アドラー心理学の習得を2020年の目標の1つにしようと思ったのでした!

メモ書き程度の振り返りにはなりますが、もしかしたら誰かの役に立つかもしれないと思ったので。興味のある方はぜひお付き合い下さい。

 

「原因論」ではなく「目的論」

何か上手くいかないことや納得できないことがある時、人はその「原因」を探そうとします。

しかしアドラー心理学では、原因の影響は認めながらも、その原因をどうやって解釈して受け入れて、未来に向かって活かしていくかということを重視します。

つまり原因や言い訳を探すだけでなく、それを活かすための「目的論」が大事なのですね。

例えば発達障害の方だったら、「仕事が上手くいかないのは発達障害のせいだ!」と思っている方も多いのかもしれません。

実際に私もそう思って投げやりになっていた時期があったので、お気持ちは大変よく分かります。

ですが「発達障害」という原因を見つけたことでむしろ自分が上手にできないことがはっきりと分かり、生きるのが楽になったのも事実ですので、発達障害を原因にするのは必ずしも悪いことだとは限りません。

しかし問題なのは、人生の何もかもを発達障害のせいにして、「どうせ何をしても駄目だ」と自分は何も行動しようとしない、なのに不満ばかり言う人たちです。

これでは何をしても現状が変わるわけがありませんね。不満だけ言っていれば国が何もかも助けてくれるわけではありません。

 

自分自身のことをどう見ているかで、未来の自分も変わる

「社会は私に冷たい。だから私はこんなにつらいのだ。」と言う人も居ます。

これ・・・すごく分かります。私も最初に入った会社でADHDらしいミスばっかりして怒られていた時代、「何でこの会社はこんなに私に冷たいの?どうして私を追い詰めようとしているの?」という思考に陥っていました。

ですがここでアドラー心理学の考え方を取り入れると、必ずしも社会や周りの人たちが自分に冷たいわけではなかった、ことが見えてきます。

今の自分の「つらい」現状を引き起こしているのは、周りの人たちの悪意ではなく、自分自身の考え方なのです。

つまり自分自身の考え方を変えることができれば、周りも変わっていくということ。

 

これはどういうことかと言うと、例えば社会人1年目の私を例に取ってみます。

①「私はミスばっかりで仕事ができない。」

②「この会社は私に冷たい。みんな私をいじめようとしている」

③「私は社会人失格だ。働かないで引きこもっているべきなんだ」

このようなネガティブスパイラルな思考に陥っていました。

自分自身をミスばかりのダメ人間だと思い込んでいたから、その責任を周りにも求めようとし、結果として「会社に行きたくない・・・外に出ないで引きこもっていたい・・・」という考えになっていたのです。

 

ところが今の私は、楽しく仕事ができています。

休日も外に出かけたり新しいことに挑戦したり、行動的になった気がします。

これはどうしてなのか分析してみると、①の考え方自体が根本から変わっているからなのですよね。

①「私は発達障害があるから電話や事務や管理はできないけど、得意なこともある」

②「この会社の人は私の得意なことを受け入れて必要としてくれている」

③「私は発達障害でもちゃんと働ける!もっと新しいことに挑戦したい」

このように今はポジティブな循環になっているんです。

前向きに生きていくためには、①の考え方を整えることがいかに大切であるか分かりますよね。

この①〜③の考え方は、このように定義されます。

自己概念と世界像・理想像

①自己概念→ 自分自身についての見方や確信や信念

②世界像→ 他者、社会、環境、人生についての確信や信念

③自己理解→ 自分が「こうあるべき」という目標や理想の姿

つまり明るい未来を作っていくためには、まずは①の自分自身についての考え方を変えるしかないんです。

ほとんどの人はこれができず、「アイツが悪い」「あの人が私を見下している」「この会社が悪い」「この街が悪い」「俺が不幸なのは社会のせいだ」「この人と結婚しなければ良かった」などと、自分以外の誰かor何かに原因を求めようとします。

ここに気づかない限り、自分の未来を変えることはできないのかもしれません。

なっつん

だってさ、頑張ってる人を見ると私は「この人すごい!尊敬する!」と元気を分けてもらえるのだけど、「イキってんじゃねーよ!うぜえ!」と思ってしまう人も居るようなのですよ。

明らかに元気を分けてもらえる考え方の方が、お得ですよね。

 

変えるべきは「他人の行動」ではなく、「自分の行動」

「アイツさえ変われば何とかなるのに!」と思っている人が多いのかもしれません。

いくら他人を呪ったところで、その人は変わりません。

いくら悪口を言ったところで、その人は変えられません。

他人を自分の望み通りに動いてほしい、コントロールしたいと思っている人が多いのですが、それは不可能です。

悪口や陰口を叩くのが、いかに時間と精神を浪費するだけの生産性のないムダな行動かが分かると思います。

他人の行動や心を変えるのは、催眠術師やメンタリストでもない限り不可能だからです。(いやメンタリストでもそれは無理ですね(´・ω・))

そんなことに時間をかけるくらいなら、今の自分を変えることに同じ量のエネルギーを注いだ方が、よっぽど生産的です。

悪循環に陥っている時の対策

①今の自分を変えること→ 過去は変えられないし、未来は予測不能なので、変えられるのは「今」の行動だけ

②自分の行動について考えること→ 他者の行動は変えられないので、変えられるのは「自分の行動」だけ。

③現在の自分の能力でできる範囲のことをやること→ 能力的な限界や、時間的・外的環境の限界などでどうしてもできないことはある。ただ、よく考えれば今の自分でもできることがあるはず。それを見つけ出して行動に移すこと。

まとめると、行動を起こさない限り何も変わらないということです。

頭の中にあるだけでは何も変わらず、とにかく行動することが大事。

もし変われずに居るなら、それは変わることに心が抵抗感を示しているからです。

人間にはホメオスタシス、現状維持を好む性質がありますから、変化するのを怖いと思うのは当然です。

でもそこを打ち破らない限り現状が変わることはありません。

ここでも人は自分ではなく外部に原因を求めようとします。「自分はお金がないから○○できない」「時間がないから○○なんてできない」などなど。

しかし、頭を使ってよく考えてみれば、どんな状況であろうと踏み出せる一歩が必ずあるはずです。

どんな小さな一歩であっても、言い訳を見つけたりせずに踏み出せるかどうかが鍵となります。

 

課題にぶつかったら、「ないもの」ではなく「あるもの」に注目する

これも発達障害の人に役立ちそうな考え方だなと思いました。

私たちはどうしても「ないもの」「できないこと」に注目してしまいがちです。

ですが注目すべきなのは、「今あるもの」「できること」の方だという考え方です。

「ないもの」に意識を向けず、「今あるもの」に注目することができれば、それを使って何を生み出すことができるか、ポジティブに考えることができるようになります。

 

とは言っても、「私には特別な能力なんてないよ!」と思っている方も居るかもしれません。

「今あるもの」とは、決して特別な能力や才能や資質である必要はないんです。

例えば、あなたには趣味がありますか?友達が居ますか?

イエスと答えたなら、それが立派な「今あるもの」になるのです。

この「今あるもの」は、内的リソースと外的リソースに分けられます。

内的リソース→ 個性や趣味、能力、特技、好きなこと、知識など

外的リソース→ 人脈、友人、家族、仕事仲間

どうでしょう、こう考えると自分にはリソースがたくさんあるじゃん!と言うことに気づくのではないでしょうか。

なっつん

見つからなければ、WAISの結果やMBTIなどが客観的に見るのに役に立つと思います。

どんな人にも必ず長所や得意なことが存在するからです。

「今あるもの」を使って、自分の行動をどう変えていくか、が鍵になるのですね。

 

ちなみに「今あるもの」は別のものに変換可能だと私は思います。

例えば「時間」という価値を「勉強」に充てれば「知識」に変わるし、「副業」に充てれば「お金」に変わりますよね。

錬金術じゃないですけど、そうやってどんどん「今あるもの」を賢く活用して行けば、効率よく目標に近づいていくことが可能なのです。

 

「今の自分」を変えれば「未来の人生」が変わる

まとめると、もし明るい未来を作っていきたいのなら、エネルギーを注ぐべきは「今「自分」「できる」ことだけです。

「過去」「他人」「できない」を変えようとしても、それは全くの無駄。

と言うことがアドラー心理学の基本になります。

何だか、アドラー心理学と発達障害の相性ってすごく良いような気がしませんか?

完璧を目指さず、「できない」ことは受け入れて「できる」ことだけ注目していくと言うのが、発達障害の人が働く上でも大事なことだからです。

これを習得できれば、人生でずっと役に立つ精神的支柱になってくれそうだな、と感じました。

生き方に悩んでいる方は、ぜひアドラー心理学の本を手に取ってみて下さい。

 

 

 

 

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