世界幸福度ランキング、日本が58位である理由。この国で幸せになるには

世界幸福度ランキング、日本が58位である理由



あなたは今幸せですか?(いきなり哲学ですみません)

「超幸せ!!」って人はそもそも発達障害って言葉すら気にせずに生きているんじゃないかと思うので、このブログを読んでいないかもしれませんね。

では、あなたが今心から幸せでなかったとしても。あなたの周りに幸せそうな人は、何人居ますか?

“SNS上では”、あるいは”一見すると”幸せそうに見える人はたくさん居るかもしれません。でもみんな何かを気にしながら生きていたり、心に闇を抱えていたりするのではないでしょうか。

 

それもそのはず。日本という国は、世界から見ても「不幸に感じている人が多い国」なんです。

その裏付けとなるのが、世界幸福度ランキングです。

(2019年度版はこちら World Happiness Report 2019

このランキングによると、2019年の日本はなんと幸福度58位。

2019年度世界幸福度ランキング
  1. フィンランド
  2. デンマーク
  3. ノルウェー
  4. アイスランド
  5. オランダ
  6. スイス
  7. スウェーデン
  8. ニュージーランド
  9. カナダ
  10. オーストリア
  11. オーストラリア
  12. コスタリカ
  13. イスラエル
  14. ルクセンブルク
  15. イギリス
  16. アイルランド
  17. ドイツ
  18. ベルギー
  19. アメリカ
  20. チェコ

北欧、オセアニア、北米、ヨーロッパとずらずら名前が出てくる中、先進国のはずの日本・・・全く出てきませんね。

日本はこのあたりでやっと出てきます。

56. ジャマイカ

57. モーリシャス

58. 日本

59. ホンデュラス

60. カザフスタン

低っ!!って感じですよね。

ジャマイカ、モーリシャス、ホンデュラス、カザフスタン・・・熟練のバックパッカーしか訪れないような国々に混ざっちゃってます。

私が1番ショックを受けたのは、59位のホンデュラスと肩を並べちゃってるという点です。

 

殺人率世界1位、危険な旅先3位のホンデュラスと幸福度がほぼ同じ

このホンデュラスという国、ぐぐってみたら分かると思いますが、治安がとんでもなく悪いです。

2016年には世界の殺人発生率1位を記録し、毎年必ず上位に入っています。その発生率日本の400倍。

殺人・強盗・ドラッグ絡みの犯罪があまりに多いので、ライフル銃と拳銃を所持することが合法的に認められているんだとか。

なっつん

怖ぇ・・・街歩いてたら弾に当たりそう・・・

それに比べたら日本、神がかり的な治安の良さですよね。

私は色んな国を旅しましたが、バッグが盗まれる心配をせずにのほほんと外を歩けるのは日本ぐらい。これは本当に本当に幸せなことです。

日本の外に一歩出たら、ショルダーバッグから目を離した瞬間、背もたれや隣の席にバッグを置いてご飯を食べている瞬間、四方八方からスリに狙われてますから、片時も気が抜けなくなります。

なのに日本は幸福度58位。日本の400倍の確率で殺される可能性がある、言わば死と隣り合わせにある国と幸福度がほぼ同じって、明らかにおかしいです。

撃たれる心配をしながら生きているわけでもないのに。

ご飯も美味しい、水も飲める、マナー最高、コンビニも外食もたくさんあって食べるのに困らない、どんなに貧しくとも飢え死にはしない、長生きできる、トイレが綺麗(重要)こんなに素晴らしいところなのに・・・

一体何が日本人をこんなに不幸にしてしまっているのでしょうか?

 

日本人は自分で自分を不幸にするのが得意?日本の幸福度が低い理由

世界幸福度ランキングを深掘りしていくと、日本は人生の選択の自由度(64位)、寛容さ(92位)でかなり低い結果を出しています。

選択の自由がなく、寛容でない文化。これは、皆さんも何となくわかりませんか?

つまり日本は恵まれているけど、精神的苦痛を感じてしまうような文化が根づいているということではないでしょうか?

 

世界自殺率ランキングを見ると、日本は13位です。(参照:日本は○○位! 世界自殺率ランキング自殺率上位国で生きるのが苦しい理由

ちなみにホンデュラスさんはこのランキングに入っていませんから、自殺率は日本の圧勝ですね。

そして日本はG7の国(フランス・アメリカ・イギリス・ドイツ・日本・イタリア・カナダ)の中では自殺率がダントツ1位、次点がフランス(26位)です。

日本は経済的豊かさ・治安の良さの割に幸せを感じていない、死を選ぶほどに自分で自分を追い詰めてしまう人が多いことがお分かり頂けるでしょうか。

なっつん

余談ですが、アスペのフランス人プログラマーで日本に移住してきた人を知っていますが、アスペにとってフランスはかなり生きづらい国なのではと思いました。

日本は「話さない人=おしとやかで物静かな人」ですけど、フランスでは「話さない人=中身のない人」であり、見下されます。

だから純ASDの人にとっては案外日本って生きやすい場所なのでは、と思います。オタク文化もワビサビ文化も内向的文化ですよね。

ここにADHDが入ってると、またちょっと生きづらかったりするんだけどね。

 

何事も人と自分を比べて、「自分の方が上か下か」で幸せを決めている

この「比較の上に成り立つ幸せ」は、子供の時から始まっています。

「隣のAちゃんはあんなに成績が良いのに、それに比べてアンタは・・・」みたいな親、居ませんでしたか?

隣の子よりも上かどうかで幸せが決まってしまっているんですよね。隣の子よりも下だとダメ。

じゃあ隣の子がめちゃくちゃ頭悪かったら、自分の方が幸せになるんですか?

自分が東大に入れたとしても、じゃあ隣の子がハーバード大に入ったら、自分は負けているからダメ人間になってしまうんですか?

そうなりますよね。

これは成績に限らず、容姿や持ち物、身体能力、経済状況、さらに自分に限らず彼氏や彼女や家族、子供までもが比較対象。

「私よりAちゃんの方がスタイルいい・・・」「どっちの彼女の方が美人か」「どっちの旦那の方が高収入か」「どっちの方が良いマンションに住んでるか」「私のバッグの方がハイブランドだわ」「俺の車の方が高級車だぜ」「うちの子はおたくの子に比べて・・・」

そればっかり気にして生きている人、居ますよね。

人生のステージが変わってもずーっとずーっと比較を続けて生きています。

これは本当に愚かな考え方。もっと言うと資本主義のアリ地獄にはまっていることに気づいていない状態です。

比較対象次第で己の幸せが左右されてしまう、脆い基盤の上に成り立つ幸せです。

この考え方にどっぷり浸かっていくとどんどん自分を見失ってしまいます。

幸せになりたいのなら、早く脱出しましょう。

マウンティングをする人は何をしても不幸にしかならない理由

マウンティングをする人は何をしても不幸にしかならない理由

2019年10月19日

 

幸せになると妬まれる、出る杭になると打たれる

日本人が自己肯定感を持ちにくい理由だなぁ・・・日本の嫌なところだなぁ・・・と思うのですが・・・

日本って嫉妬の文化なのかなぁと、よく思うのです。

例えばアメリカ人には「スゴイ!」「おめでとう!」「君って最高!」と満面の笑顔で言われるところが、どうも日本では「フン、別にすごくないわよ」「何浮かれてんの?」「どうせ不幸になる、どうせ上手くいかない」という発言を浴びせられることが多かったからです。

あと上手くいっている人がいたら、足を引っ張ったり粗探しをして必死にその人の欠点を見つけ出しては、そこを重点的に突いたりしますよね。

あの嫌な感じも、日本国内でしか感じたことがありません(特に女同士でね)

 

日本には謙遜の文化があります。

良いことがあったとしても、「私ってスゴイ!」とアピールしまくると叩かれてしまいます。

だから「まだまだ私など大したことありません・・・」「いえいえ皆様のお陰です・・・」などと自分のダメな部分をアピールするか、自分1人の実力ではないことを強調することで、嫉妬の砲撃から身を守ることができます。

スゴい人ほど謙虚だなぁと感じたことはないですか?

恐らく過去に叩かれた経験をして、このことを心得たからだと思います。

いずれにせよ、成果を出せばアンチが現れる・幸せをアピールするにも自慢にならないよう工夫しなければならない、この国で存分に幸せを感じるのは、なかなか難しそうです。

なっつん

良いことが起こるたびに嫉妬とアンチの数も増えていく国で、素直に幸福度を上げ続けるには鋼のメンタルが必要だと思う。

 

自分の意志<<集団の和

ご存知の通り、日本は「空気を読む文化」です。

「集団主義」とも言いますね。個よりも、集団の和を重視する文化。

自分の意志よりもその場の空気を良好に保つことが良しとされます。

集団から浮いてしまうような自分勝手な振る舞いをすれば、白い目を向けられたり少しずつ距離を置かれることで、じわじわと孤立させられてしまいます。

集団主義で上手くやっていくためには、空気を読んで気配りをし、自分の意志よりも集団に合わせてやっていくことが大事です。

感じている人は感じていると思うのですが、「みんなと同じように行動しなさい」という同調圧力がありますよね。

だから日本では学校を出てすぐに就職して、適齢期に結婚して出産して・・・というレールに沿った生き方を求められます。

でも1度でもレールを外れれば、たちまち噂の的に。白い目を向けられてしまいます。

「みんなと同じ」になれない発達障害の人は、これが生きづらさの原因の1つなんです。

日本に根づく「同調圧力」が、この国の発達障害者が生きづらい原因かも

日本に根づく「同調圧力」が、この国の発達障害者が生きづらい原因かも

2019年10月17日

幸福度ランキング上位の国を見てみると、「個人主義」の国がほとんどであることにお気づきでしょうか?

集団の和より個々の幸せを優先する方が幸福度が高まりやすい。私もこれには賛成です。

個人主義文化では個性を尊重してもらいやすいので、発達障害のような社会のマイノリティの人たちも生きやすいのです。

 

プライベートの時間よりも会社が優先

私が過去に「自分ってやっぱり日本人だなぁ」とストレスを感じてしまったところなのですが。

会社で長期休みを取るのって、すごく気を遣いませんか?

1週間も休めないという職場も多いでしょうから、休暇を取れるだけ恵まれている方なのかもしれませんが・・・

でもやっぱり人手不足だったり責任が重い仕事を任されていたりすると、家族や恋人との旅行より会社を優先せざるを得ない人がほとんどだと思います。

休みを取れたにしても、他の人への引き継ぎやら何やらで申し訳なさマックスの中で旅立ち、職場にお土産を配るいう気遣いもしなければなりません。これでは心から休暇を楽しむことができないですね。

 

他にも、周りの人が残業している中で「用事あるんで帰りまーす」とは言いづらいですよね。

結局プライベートの時間を犠牲にして残業せざるを得なくなります。会社を優先しすぎたあまり、休日出勤をする人もたくさん居ますよね・・・。

毎朝満員電車に乗っている人もそうです。

満員電車で感じるストレスは、戦場で兵士が感じるストレスの2倍なんだそうです。

そんなストレスフルな通勤時間を身を削って会社のために捧げているわけですから、ここも不思議ですよね。

そして極めつけには体調が悪くても出社してくる人が居るというのが驚きです。

多少の風邪で休んで迷惑をかけるくらいなら・・・と、ここでも集団の和を優先して、自分の身を犠牲にして会社に来る人が、少なくないです。

しかも会社を休むにしろ、「申し訳ありませんが〜」と謝罪から入るのではないでしょうか。アメリカでは”Sick leave”の一言で済むと聞いてビックリです。

 

本人に直接言わず、陰で悪口を言う

これも本当に気持ち悪い、なくなってほしいなと思う文化なんですが・・・

日本語には「陰口」と言う単語もあるくらい、陰で誰かの悪口を言うのが好きな人たちが一定数居ます。

本人に直接言えば本人も直そうと努力できますし、誤解も解けて関係が良くなるかもしれないのに。

なぜか仲間を集めて陰でコソコソとその人を批判し、じわじわ精神的に追い詰めて集団から追い出すということをします。

そしてその悪口の対象になりがちなのが、発達障害のようなマイノリティの人たち。つまり「集団から浮いている、普通じゃない人たち」ですね。

こうやって浮いている人たちを追い出すことで「普通」を保っているんですが、された側は一生モノのトラウマになってしまいますよね。

なっつん

外国人のお友達に、「日本人はどうして人の居ないところで誰かの悪口を言って盛り上がるの?」と言われました。

外から見てもこの文化は不思議でたまらないみたいですね。

 

日本で幸せになるコツは?

以上、日本の幸福度が58位と低い記録を出してしまった理由を、私なりに考察してみました。

日本の嫌なところばかり書いてしまいましたが、私は日本が大好きです。

アメリカ、ヨーロッパ、アジア、東南アジア、オセアニアと色々さまよって帰ってきてはいつも思うのは、「あぁ日本ってやっぱり最高だなぁ」と。

日本食も文化も安全さも清潔さも大好きなので、だからこそ幸福度が年々落ちていき、自殺者が増えていくこの現状が悲しいです・・・。

だから、日本式の考え方に染まりすぎず、幸せになる考え方が育ってくれればなと思いました。

日本人の幸福度を上げるのに必要なのは、「他人と比べる癖をやめる」「自分の意志よりも集団を優先するのをやめる」「多様性を認める」ことじゃないかな?と個人的に思います。

端的に言うと、マイノリティでも生きやすい場所になってくれたら。と思います。

今の日本じゃマイノリティは潰されちゃうから。そりゃ個性が出せない。幸せになれない。

個性が潰されぬ国になってくれますように。

とマイノリティである発達障害の私からここに書いておきますね:)



3 件のコメント

  • なっつんさん、こんばんは。
    いつも素敵な内容のブログ更新していただきありがとうございます。
    私も発達障害がありなっつんさんのブログにはいつもすごく勇気をもらっています。
    どの記事もとても共感するような内容のものが多く、私も頑張って生きよう!と思えます^^
    日本では同調圧力を求められることが多く、しんどい思いをすることもありますが個人的には「自分の幸せはこれだ!」って自分でしっかりと定義出来れば結構幸せに生きれるんじゃないかと思っています(^^♪

    • ゆきさん、コメントありがとうございます☺️
      人から評価を決められがちな社会だからこそ、「自分の幸せはこれだ!」って定義して譲らないのは大事ですね。
      同調圧力に負けそうになると、その定義が揺らぎそうになるから悩んでいる人が多いのかな?と思います。

  • なっつんさん
    本当にそうですね、、
    同調圧力に負けないよう、お互い自分を強く持って頑張りましょう!
    同調圧力に負けそうになるときは、自分の頭で考え自分の幸せ・生き方を全うされている人の意見になるべく触れることで何とか打ち勝てゆける気がします。
    なので、なっつんさんのブログにはすごく救われています^^
    これからも更新楽しみにしています♬

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