なっつんです。
私は今でこそマイペースにのほほんと生きていますが、とっても苦労した時期もありました。
幼少期から思春期にかけてです。
あの頃はとにかく毎日がつらかったのを覚えています。
子供の頃から明るくて人懐っこいような人は別にして、
どんな人見知りな子も、大人になるにつれてある程度の社交性を身につけていくものです。
私も世間話の返し方、笑顔、褒める、などある程度のコミュニケーション技術が身につき、今では普通に人と話すことができます。
でも子供の頃はそうではありませんでした。
人と話すことも、自分の思いを口にすることも、全くできませんでした。
(今も自分の考えを上手く喋ることができず、ちぐはぐになってしまったりその場しのぎの嘘をついてしまったりします。文章だとこうして正直に書くことができるのですが。)
しかも発達障害の厄介なところの1つが、親も先生も気づきにくいということ。
ただのその子の性格、個性なのだと思われてしまうんですね。
私の親も私のことを「おとなしい子」だと思っていたようで、発達障害と知ったのは私が24歳になってから。
先生にも通知表に「内気な子」と書かれていましたし、そんな私の性格を明るくしようと、みんなの輪に入れようとするなど頑張ってくれる先生でしたが、「声が小さい」と怒られたり、「もっと自分の思ってることをはっきり言おうね」と言われるのが、苦痛でたまりませんでした。
でも、もし発達障害の知識を持つ大人がもっと増えれば、自分の子供におかしなところがあっても「発達障害じゃないか」と疑うこともできます。
周りの大人が発達障害を理解して配慮してくれることは、発達障害の子供にとって1番の救いになると思うんです。
私のケースになりますが、自閉症(と少しのADHD)を持つ私の子供時代を、私の思い出せる限りお伝えします。
自分は発達障害じゃないか・・・もしくはお子さんが発達障害じゃないかと悩んでる方、
もし似ているところがあったらその可能性があるかもしれません。
参考にしてみて下さいね。
発達障害の子供の特徴
空想が大好き

なっつんには物心ついた頃から空想癖がありました。
そしてこの空想癖は大人になった今でも続いています。
その空想も、現実の出来事や人間関係をベースにした空想もあれば、現実とかけ離れた二次元の空想だったりと様々です。
具体的には
・小学生の時、架空の親友「ゆり」を頭の中で作っていた。1人で登下校する時は必ず「ゆり」が隣に歩いていて、頭の中で「ゆり」と会話していた。同級生にいじめられたり悲しいことがあった時はすぐに「ゆり」が出てきて守ろうとしてくれたり、慰めてくれた。
・好きな漫画・アニメ・ゲームなどを真似した自分オリジナルの作品を頭の中で作り上げて、ノートにキャラ設定や世界観などをひたすら書くのが好きだった。好きなアニメとかゲームに自分オリジナルのキャラを登場させるストーリーを作ったりとか。
・空想の中でクラスのみんなやサークルのみんなにちやほやされる。
・空想の中で見知らぬ土地に旅ができる。
こんな感じ。書いててなかなか痛いですねww
でもこの空想は完全に癖になってしまっていて、現実との境目がついていないことがあります。
なので自己評価は高くて頭の中ではちやほやされていても現実はそうでないこともあり、逆に自己卑下がひどかったのに実は周りの評価が高かったこともあります。
空想の中の自分と現実が一致していないんですね。「変人」と言われる要因かもしれません。
絵を描くことや漫画、ゲーム、ファンタジーが好き

Twitterなどを見ていると、発達障害を公言してる方はアイコンがアニメキャラだったり、コスプレイヤーだったり、ゲーマーだったりする方が多いです。
いわゆるオタク気質が多いんですが、自閉症の特徴の1つであるこだわりの強さと先ほどお話しした空想癖が、二次元の世界に夢中にさせてしまうのかもしれません。
実際に私もなかなかのオタクでした。
中学生ぐらいから周りの女子は少女漫画や恋愛ドラマにハマっていましたが、私は少年漫画やアニメしか見なかったり、趣味がちょっとずれていました。
そして特にゲームが大好きで、ハマったゲームは全シリーズやりたくなり、10周してしまうような超ゲーマーです。
私がいかにオタクかは語ると長くなりそうなので、別の記事で書きますね笑
自分の考えを口に出せない

私はとにかく喋らない子供でした。
思っていることは全て頭の中で完結してしまうので、自分の考えを人に伝えるのができませんでした。
大人になって甥っ子などを見ているとわかるのですが、子供って正直です。「嬉しい」「いやだ」「嫌い」「気持ち悪い」などストレートに表現します。
でも私はそういうのを聞かれない限り答えない子供で、お人形さんみたいと言われていました。嬉しいのか悲しいのか親もわからなかったようです。
自閉症の1番の問題は、つらいことがあっても自分の中に閉じ込めてしまうことです。
普通の人はマイナスの感情がたまった時、吐き出すことができます。怒る・愚痴る・人を攻撃する・相談するなど人によってやり方は様々ですが、それでうまく発散しています(それでも心の病は多いですが)。
でも自閉症の人は怒ったり愚痴ったりといった人にマイナスの感情をぶつけることが得意ではありません。
どんどん自分の中に悩みをため込んでしまい、実際にはそんな深刻でないことも大げさに考えて悩んでしまいます。その結果抑うつになってしまったり、ストレスが体の不調になってしまったり、あるいはたまったストレスが何かの拍子にパンクして別人のようにキレてしまったりします。
私も子供の頃いじめられていても親や先生に相談できず、自分の中に抱え込んだ結果、過敏性腸症候群という形で体の不調となって表れました。大人になって会社勤めをしていた時は、心の不調を感じたら心療内科に相談しに行くことができ、抑うつと診断を受けました。抑鬱という名前通り気分の落ち込みを無意識的に抑え込んでしまうのです。
反抗期がなかった/優等生だった

中学生から高校生の多感な時期には親への反発心を抱くのが普通なはずですが、
私は反抗期が全くなく、親や先生に楯突いたことがありませんでした。「キレる」ということもしたことがありません。
別にすごく育ちのいいお金持ちの家庭という訳でなく、私の姉はちゃんと反抗期がありました。でも私は学校の勉強をちゃんとやって「すごい」と褒められている方が心地いいタイプでした。
自分の意志がなくて、自己主張も避けていたとも言えます。
反抗期というのは子供が自我を確立していくための大事な時期です。
その時期が丸々抜け落ちているのはとても危険なこと。
ちゃんと勉強して立派な職業についてる大人が、たまにとんでもないことをしでかしたニュースが流れますよね。パスした反抗期は、いつ押し寄せてくるか分からないのです。人によっては結婚して子供もいるのに、それを壊してしまう大人もいます。
私は自分の意思がないまま流されて就職したので、就職してから苦労したのです。
「うちの子はなんていい子なんだ」と喜ぶのではなく、「うちの子は反抗期が来ないけど大丈夫かな」と心配するぐらいがちょうどいいのかもしれません。
コミュニケーションの取り方がわからない

本当に「わからない」のです。
周りの同級生がどうして普通に友達や先生と楽しく会話できてるのかわからないのです。
真似して会話しようとしてみても、できません。
質問されたことにロボットのように回答することはできても、雑談となるとうまく喋れませんでした。
いじめられる

そんな訳で自己主張ができずコミュニケーションが取れないので、自閉症の子供はいじめられやすいです。
子供は正直です。おどおどしている子は容赦なくいじめのターゲットにされてしまいます。
そしてすでに書いた通り、いじめられていても助けを求めることすらできない子が自閉症には多いと思います。
その結果、私のように体の不調が出て初めて周りの大人に気づいてもらえるならまだしも、自傷行為に走ってしまったり、最悪のケースで自殺してしまうということもあり得ます。
そしていじめられた記憶って、トラウマとしてずーーっと本人の中に残り続けます。
トラウマを克服するのに何年もかかる人が多く、人によっては子供の頃のいじめは一生残る傷になると思います。
大人が発達障害について理解すること

冒頭でも書きましたが、発達障害は気づかれにくい障害です。
発達障害の子供に心の傷を負わせるのを防ぐためには、大人が障害について理解して、いち早く気づいてあげることが大事なんじゃないかなと思います。
自分の子供がそうかな?と思ったら、できるだけ早く病院を受診すること。
障害についてよく理解して、そのことを配慮して子供と接すること。
場合によっては説明できない子供の代わりに、周りの人に障害のことを伝えてあげること。
これが大事なんじゃないかなと思います。
ネガティブな内容になってしまいましたが、少しでも知識を持った大人が増えてくれることを願って、今回の記事を書かせて頂きました。









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