発達障害の私が1年間休職してよかったと思う理由。就労移行支援サービスもまとめました。【自閉症/ADHD】



今回はなっつんが24歳の時に発達障害&二次障害として抑うつを診断されて、1年間休職した時の話をします。

結論から言うと、なっつんは1年間も休職して正解だったと思っています。

休職する前と社会復帰した後で、明らかに仕事への満足度人生の幸福度が上がったからです。

なっつんは主治医の勧めでデイケアに通ったこともあるので、デイケアや就労移行支援に通おうかどうか迷っている方にもご参考になれば嬉しいです。

 

発達障害を診断され、休職中に何をしたか

 

なっつんが休職中にしていたこと

① 休む & 行きたかった場所へ旅に出る

② フリーランスで仕事を受けてみる

③ Webデザインの学校に通う

④ デイケアに通う

休職中の時間の使い方は人それぞれだと思いますが、ご参考までになっつんがしていたことです。1つ1つ説明していきますね。

 

① 休む & 行きたかった場所へ旅に出る

うつ病や抑うつを診断された時、まず1番すべきなのは休むこと、好きなことをすること。

なっつんも仕事を休み始めてしばらくは、休暇を満喫しました。

ひたすらゴロゴロして、昔好きだった漫画やゲームにまたハマってみたり、映画を観たり、1日中ネットサーフィンしたり・・・

 

でも引きこもっていることにも飽きてきたので、旅にも出ました。

まず、ずーっと行きたいと思っていたイギリスに旅立ちました!🇬🇧

友達はみんな働いていて一緒に長期間行ける人がいなかったので、1人旅です。

女性が1人でヨーロッパ、しかもフランスでテロがあった時期だったので、反対もされましたが、まぁ日本に居て地震が起こる確率とそんなに変わらないよねと思い、満喫してきました。

ホグワーツとグリンゴッツ銀行です。ハリポタファンなら心臓が止まりそうになります!

ホグワーツに入るという小学生の時の夢が叶ってしまいました笑

他にもビートルズやアガサ・クリスティが好きな私は興奮しっぱなしでした!

長期間の旅は会社で働いているとなかなかできないため、行きたかった場所へ旅するのは休職期間中のおすすめの時間の使い方です。

なっつん

1人旅はじっくり自分と向き合う時間が取れるし、感性豊かになれるし、自分の自信にもなります。

そしてイギリス、ボヘミアン・ラプソディにはまってからまた行きたくなった。本当に魅力的な国です。

 

② フリーランスの仕事を受けてみる

なっつんは2年ほど会社員をやりましたが、「時間や場所を選ばずに自由に働けるフリーランスっていいな」という憧れがありました。

せっかくの機会なので、休職期間中にフリーランスに挑戦してみることにしました。

とは言っても、社会人経験がほぼ2年しかなく、何をすればいいのか当時は本当に悩みました。やはり、自分の趣味・特技や好きなことを仕事にしてみようと思い立ちました。

なっつんの場合は英語が趣味レベルで大好きで10年以上コツコツと続けており、TOEIC900点を取ったことがあったため、試しに翻訳の仕事に応募してみたところ、仕事を任せて頂くことができました。個人のブログを日本語から英語へ英訳する、という仕事。記念すべき初のフリーランスの仕事でした。

それだけで生活できるほどのお金はもらえませんでしたが、自分で仕事を取ってきて自分の特技を活かして自分で稼ぐという経験ができたことは、かなり大きかったです。

ちなみに私が仕事を獲得したのは CrowdWorks(クラウドワークス) というクラウドソーシングのサイト。翻訳の他にも、デザイン・アプリ開発など得意を活かしてお金を稼げますし、ライティング・データ入力など未経験でもできる案件が豊富にあります。

在宅ワークは発達障害さんがストレスフリーで働けますし、ただバイトをするくらいだったら、クラウドソーシングを試して練習してみるのも、後々の自分のためになると思います!

 

③ Webデザインの学校に通う

この休職期間中に何か新しいことを勉強して、資格か何か取りたいなと思っていたなっつん。

最終的に選んだのはWebデザインでした。選んだ理由は以下の通り。

なっつんがWebデザインの勉強を始めた理由

・子供の頃からネットサーフィンやオンラインゲームが大好きだったり、ネット廃人だった

・子供の頃からデザインや絵を描くのが好きだった

・実際にクラウドソーシングをしていたら、Web開発の案件がかなり多いことに気づいた

・場所や時間を問わずにPC1台で働けるのがいいなと思った

・発達障害の適職として紹介している本や記事を複数見かけた

・自分のMBTIタイプ(INFP & INTP)の適職としても挙げられていた

「私って発達障害かも」と思っている方へ〜MBTIで自己診断してみる

2019年6月2日

・おもしろそう!!(これが1番の理由)

 

今考えると、この判断は大正解

WebデザイナーはアスぺでADHDでHSPの私にはぴったりの仕事でした。

詳しくはこの記事に書いているので、興味のある方はぜひ読んでみて下さい。

なっつんが通った学校や、おすすめのスクールについてもまとめてあります。

発達障害さんにWEBデザイナーが向いていると思う7つの理由

2018年7月11日

 

④ デイケアに通う

Webデザインの学校に通い(と言っても半日ぐらいで終わるので時間はありました)、フリーランスで翻訳をちょこちょこやってお小遣いを稼ぎながら、主治医の勧めでデイケアにも通うことにしました。

発達障害のデイケアとは

発達障害者・うつ病を診断された人・精神障害者などが集まってグループワークや就業訓練などを行い、社会復帰を目指す集団療法のこと

どのような時間帯でどのような活動を行なっているか、病院によって様々だと思いますが、なっつんがデイケアに通ってよかったと思う理由を書いていきます。

 

同じ悩みを持つ人と知り合えた

今まで生きづらさを感じながらもずーっと1人で悩んできたのですが、それがなくなりました。

デイケアで同じ発達障害を持つ人と、発達障害があることをオープンにして話すことで、つらい思いをしていたのは私だけじゃなかったんだ!と気づけました。

自分1人だけが違うわけではないと気づくと、本当に心が軽くなります。

 

コミュニケーションの技術など、実用的な内容が学べた

デイケアでは、会話の練習をしたり、自己主張の具体的なやり方を練習したりと、コミュニケーションに難のある発達障害者のためのプログラムがたくさん受けられました。

コミュ障?アスペが会話する時の脳内はこうなっている【自閉症/ASD】

2019年6月9日

この記事でも書きましたが、アスペルガーの私にとってコミュニケーションはプログラミングでしているものという感覚だったので、何気ない会話のやり方を1から学び直す=プログラミングし直すことができたのは、非常に役に立ちました。

他にも、誤った思考の癖を直していくというプログラムもあり、これも今役立っています。

発達障害者はいじめられたり叱られたりしやすいため、どうしても「自分は他人に悪く思われているだろう」とネガティブに考える癖がついている方が多いです。それを1から治していきます。

ポジティブシンキングになるための特訓ですね。

お金の心配はそんなにしなくて大丈夫

休職期間中の医療費や生活費の心配をしている方も少なくないと思います。

結論から言うと、それほどお金をかけずに治療を受けることができます。

自立支援医療という制度を使えるからです。

この制度により医療費の自己負担額が軽減されるため、毎日デイケアに通っても莫大な医療費を請求されることはありません。

参照:自立支援医療(精神通院医療)ってどんな制度?自己負担額や具体的な申請方法、更新についてまとめて解説します(LITALICO)

https://snabi.jp/article/107

生活費に関しても失業手当傷病手当が出るので、しばらくは心配いりません。

この制度について説明するとかなり長くなってしまうので、気になる方は是非ぐぐってみて下さい。

※ただ本当に収入がない人を支援する制度なので、アルバイトなどで稼ぎすぎると貰えなくなってしまうので注意。

 

休職中に使える、発達障害の就労移行支援サービスもあります

近くにデイケアを行なっている病院がなかったり、満員だったりして、受けたくても受けられない!という方もいらっしゃると思います。

そう言う方は、就労移行支援サービスを利用するのも手です。

また、精神病院に通うのは何か抵抗がある・・・もっとカジュアルなサービスで社会復帰を目指したいと言う方にもおすすめです。

病院のデイケアよりも就職に特化しており、就職先を紹介してもらいやすいという利点もあります。

どうやって探したらいいか分からないと言う方のために、いくつか就労移行支援サービスをご紹介します。どれも説明会や見学は無料なので、気になるサービスがあったら是非話を聞いてみて下さい。

 

Melk

東京・神奈川・千葉・埼玉に事業所が複数あり、関東圏にお住まいの方におすすめです。交通費助成制度もあるため、他県から通っている方も居るみたいです。

自己負担額もほぼ必要ないようで、就職先の実績を見ても日本郵便、GU、サマンサタバサなど名前を知っている企業ばかり。再就職を目指している方にとてもおすすめです。

 

リンクビー

発達障害専門の就労支援サービス。首都圏と関西圏に事業所があります。

こちらも9割の方が自己負担額ゼロで利用しており、発達障害者に特化した独自の就職先ネットワークも持っているようです。

発達障害専門ということで、発達障害の症状に対処するスキルも学んでいけます。

 

ニューロワークス

東京・横浜に事業所がありますが、自宅で受けることも可能だそう。

精神科医・脳科学者監修のもと、科学的根拠のあるブレインフィットネスプログラムというプログラムも実施しているようで、面白そうです。

 

人生には充電期間も必要、休職は発達障害の人生にプラスになります!

以上、なっつんが休職して良かったと思う理由と、就労移行支援サービスについてまとめさせて頂きました。

少なくともなっつんの場合は、発達障害を診断された時は「この先の人生どうなるのだろう」と不安に襲われましたが、1度立ち止まって人生の戦略を立て直したおかげで今は楽しく生活できています。

特に今の仕事が向いていない・辞めたいと感じていて、自分が発達障害ではないかと疑っている方、「1度休職してみる」という選択肢を考えるのも決して悪いことではないと私は思います。

無理してつらい仕事を続けて心や体を壊してしまうと、元に戻るのは大変です。

そうなる前に、心からのSOSに耳を傾けてあげて下さい。



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