みなさんは旅行お好きですか?
好奇心旺盛ななっつんは旅行が趣味であり、これまで国内外問わず色々なところに訪れてきました。
特に海外旅行はなっつんの人生最大の生きがいと言ってもいいくらい、大好きです!見知らぬ土地や異文化に五感を刺激される感覚がたまらなく好きで、毎年どこかに飛び立っています。

ですがなっつんは発達障害のため、普通の人だと考えられないようなうっかりミスをしてしまい、旅先で立ち往生することもしばしばありました。例えばこんな感じです。
- Googleマップを見ても迷う(方向音痴がスタンダード)
- スーツケースを受け取り忘れ、係の人から電話がかかってきて慌てて取りに行く
- 機内にお土産を置き忘れ、家に帰ってから気づく(T_T)
- ホテルに眼鏡、iPod、など置き忘れ家に郵送してもらう
- 成田乗り継ぎの便なのに、羽田行きのフライトを取ってしまう
- 空港のターミナル番号を間違えて飛行機に乗り遅れる
- 反対方面のバスに乗っちゃう
- 電車の降りる駅を間違う
- そもそも旅行の日付自体を1日ずれて手帳にメモしていた
これぞADHDです。よく生き残ってこれたなぁと思います。
今はそのトラブルすら「まただわ〜笑」と楽しめるようになったので、慣れとは恐ろしいものです。
しかし数々のトラブルに見舞われるうちに、未然にうっかりミスを防ぐ旅行ハックを覚えてきました。
私と同じく「発達障害でも旅がしたい!」という方のために、今回はそれをシェアしていこうと思います。
ADHDの人が旅先のうっかりミスを防ぐ6つのコツ


① 持ち物チェックリストを使って指差し確認
何度確認したとしても何かを忘れてしまうのがADHDのチャームポイントであり、困ったちゃんなところ。
日常生活では忘れ物をしても「次から気をつけます!」で済むものの、旅行で忘れ物は致命的ですよね。特にパスポートや現金など忘れてしまったらアウトです。帰れなくなってしまいます。
なのでADHDの方は、荷物のパッキングした後に必ず持ち物のチェックリストを使って指差し確認をするようにしましょう。
ちなみにチェックリストはサルワカさんのものがとても便利です!
朝パッキングが終わって家やホテルを出る前に、これを使って指差し確認することで忘れ物がかなり減りました。
海外のホテルをチェックアウトする時は特に要注意
日本のホテルなら忘れ物を取っておいてくれたり郵送してくれるものの、海外の場合は処分されてしまうことが多いです。
チェックアウトだけでなく、掃除の時も処分されたり盗まれることがあります。
旅行の時は浮かれてしまい、ホテルの部屋の中でスーツケースをオープンにしたまま出かけてしまったりしますが・・・貴重品は必ず金庫に入れるようにし、スーツケースに鍵をかけるなど国内旅行以上に注意した方が良さそうです。
ちなみになっつんは盗難されたことはないですが、なっつんの友人はホテルの部屋に置きっぱなしにしていたヘアアイロンを掃除の際に盗まれていました。
大事なものが2度と手に入らない・・・なんてことにならないように、自分の持ち物は自己責任でしっかり守りましょう。
最近は忘れ物防止タグという物もあるので、これを使ってみるのもおすすめです。
使い方はとても簡単で、このタグを財布やパスポートケースの中に入れておくだけ。
半径20m以上離れるとスマホが通知して教えてくれるという優れものです。
しかもGPS機能がついているため、どこにあるのか一目で確認できます。
万が一スリに遭った時もすぐに気づくことができますし、場所も特定できるため警察に届け出れば自分の手元に戻ってくる可能性が格段に上がります。
② ポケットの多いバッグや、ポーチを活用
先日の当事者会でお話されている方が居たのですが、ADHDの脳は物事を分類して整理すると理解しやすいとか。
そうかもしれない!と思いました。
ADHDの人は溢れる情報に優先順位をつけたり同時に処理するのがどうしても苦手なのですが、フォルダごとに分類することで頭が混乱せずに済みます。
これは物にも同じことが言えます。
ADHDの人の鞄の中はごちゃごちゃになりやすいのです・・・。
鞄の中が汚くなってしまうことに悩んでいる人は、ぜひポケットのたくさんついた鞄を選んでみて下さい。もしくはポーチをたくさん用意してもいいと思います。
旅行中は荷物がいつも以上に多くなりますが、このポケットにはおやつ、このポーチには化粧品、と分類して入れることで、どこに何があるのか脳が把握しやすくなります。「あれ、ない!?」というヒヤリとした瞬間がかなり減るはずです。
そして出したものは元の場所に戻すことを徹底して下さい。普通の人ならこれができるのですが、ADHDの人はなぜかできません・・・。なので鞄の中がカオスになりやすいのです。
物を鞄の中に直接入れるのではなく、ポケットやポーチに分けて入れる。
基本的なことですが、これだけでも鞄の中がスッキリ綺麗になるはずです。
③ お金、パスポート、鞄を死守する
2019年の世界治安ランキングはこんな感じです。
1位:アイスランド
GPI(Global Peace Index)
2位:ニュージーランド
3位:オーストリア
4位:ポルトガル
5位:デンマーク
6位:カナダ
7位:チェコ
8位:シンガポール
9位:日本
10位:アイルランド
「日本は世界一安全な国」と思い込んでいる方も多いのですが、意外にも9位なのです。
「このランキングに入っている国に行くなら、日本と同じくらいの防犯意識でも良いってことだね!」という訳ではありません。
上記の国は多民族国家も多いですし、日本人(特に女性)はターゲットにされやすいです。
日本人=お金持ち、おとなしい と思われています。絶好のカモなのです。








治安ランキング2位のニュージーランドに留学していましたが、繁華街で物乞いが話しかけてきました。学校でスリに遭ったという人も居ました。
なので治安ランキングはあくまでも目安に、どこに行くにしても「ここは日本じゃない」という防犯意識をしっかり持って行きましょう。
ちなみに私は今まで10カ国以上訪れ、女1人でも旅をしたことがありますが、1度もスリに遭ったことはありません。参考になるかは分かりませんが、実践している貴重品の守り方をご紹介します。
盗まれにくい鞄を選ぶ/鞄の持ち方に注意する
まず大前提ですが、ブランドものや高いバッグは絶対NGです。
「私はお金がありますよ!盗んでくださーい!」と自らアピールしているようなもの。海外旅行でおしゃれをしたい気持ちはとても分かりますが、ここは安全重視で安くて地味な色・柄のバッグを選びましょう。
そしてバッグの形ですが、私はファスナー付きのトートバッグかショルダーバッグを持つようにしています。
旅行の際は両手が自由になるリュックを持って行きたくなる気持ちは分かりますが、リュックは視界から外れてしまうので危険です。
例えば写真を撮っている時や地図で道を調べている時。人が多い観光スポットでよく見る光景ですが、リュックががら空きになってしまうのが想像できるでしょうか・・・。こちらも「盗んで下さい!」と自らアピールしているようなものです。








鞄をナイフで切られて中身を抜かれる可能性もあります。
これを防ぐためにはトートバッグやショルダーバッグのファスナーをしっかり閉めて、開け口を前に(自分側に)し、斜めがけにしたり抱えるようにして持つ。常に肘や手で押さえて、自分の体から離れないようにする。
観光スポットや繁華街でスマホを使う時などは体の前方で鞄を抱えるようにする。
食事をする時は鞄を抱えながら食べるか、床に置く時もバッグの持ち手に足を通して座る。(食事に夢中になっている瞬間を狙ってスッと盗られます)
日本では背中側や隣の席に鞄を置いて食べることが多いですが、これは危険です。(2人組が近寄ってきて、1人が話しかけてきた隙にもう1人が盗むというパターンもあります)








スリは盗みのプロなので、警戒心が薄い人を見分けて狙いをつけてきます。
鞄の持ち方を徹底しているだけでも「こいつはガードが固そうだ」と思われるため、スリを未然に防ぐことができます。
本当に上級者の人はエコバッグやスーパーのビニール袋を使うそう。確かに地元の人しか持ち歩かないので、まさか貴重品が入っているとはスリも思わないでしょう。
ポケットに何も入れない
普段の癖でポケットに財布やケータイを入れてしまう方も多いかもしれませんが、これをやると高確率でスラれます。
必ず鞄に入れて持ち歩くようにしましょう。
貴重品を二重ガード
あまり治安が良くない国に行ったり、女1人で海外に行く時は貴重品の二重ガードを徹底しています。
- パスポートや現金を入れたポーチにチェーンをつけて鞄の中にくくりつけておく
- 飛行機に乗る時はポシェットの中にパスポート・現金・スマホを入れて首から下げ、服の中にしまう(鞄を手放したまま寝るのが怖いから念のため)
金銭を分散する
金銭を財布にひとまとめにしておくと、財布を盗まれた時に無一文になってしまいます。
これを防ぐためには現金を分散して持つことが大事です。1万円を財布に、もう1万円を別のポーチに。クレジットカードを2枚持ち、1枚は財布に、もう1枚はスーツケースに。
これならどれか紛失しても無一文にはなりません。








知り合いのバックパッカーの男性は靴下の中にお札を入れておくそうです。
「臭いやん!」と思いましたが、確かに私が泥棒だったらそんな臭いお札を盗みたくありませんw
そして多額の現金を持ち歩かずカード払いをメインにするのもおすすめです。
万が一盗まれた時もカード会社に連絡すれば止められますし、小銭が発生しないというメリットもあります。
④ モバイルバッテリーとネット環境は死守する
道に迷おうがトラブルが起ころうが、ネットさえ使えれば何とかなる時代です。
逆に言えばネットが使える環境だけは死守しなければなりません。
充電切れに備えて、必ずモバイルバッテリーを持ち歩くようにしましょう。最近は空港やカフェでも充電できますし、小さいもので大丈夫です。
海外でのネット環境については、私はその国で使えるSIMカードを購入して使っています。
が、SIMフリースマホでSIMロックを解除する必要がある・設定がめんどくさい・日本語訳に対応していないこともあるという難点もあるため、1番手っ取り早いのはレンタルWiFiだと思います。例えばこちら。


レンタルWiFiは簡単で分かりやすいですし、同行者も使える・パソコンやタブレットでも接続できるというメリットがある反面、持ち歩く必要があるので荷物が重くなる・WiFiの充電が切れたらネットが使えなくなる・壊したり紛失したら賠償金がかかるというデメリットもあります。








スマホを機内モードにしてWiFiだけオンにすればインターネットを使えます。
「海外旅行で勝手にモバイル通信されて高額請求されるのが怖い!」という方も多いと思いますが、機内モードであれば一切発生しないので安心です。
一方でSIMカードの方はモバイル通信なので、そこも不安に感じる方は多いかもしれません。
まとめると、「SIMカードとかよく分からない!」という方でしたらレンタルWiFiを選ぶのが無難だし安全です。
⑤ どこで何時に何するか、紙に書いておく
今は航空券やホテルの情報もメールで送られてきますし、eチケットでチェックインができます。旅行の日程も全てスマホのメモ帳で管理している方も多いかもしれません。
とても便利なのですが、これではスマホを落とした時に何も分からなくなってしまいます。
念のために紙にフライトやホテルの情報を書いて持っておきましょう。メモしておくべき情報としてはこちら。
- フライトの時間・便名・予約番号・ターミナル番号(大きい空港だとターミナルが複数あるので、違うターミナルで迷子になると危ない!※経験済み)
- 飛行機からホテル、ホテルから観光地への移動手段と移動時間、乗り場など
- ホテルの名前、住所、郵便番号(出入国カードで書く必要がある)
- 訪れる観光地の住所やアクセス方法など
- 緊急連絡先
- 加入した海外保険の番号、連絡先など
⑥ 薬は必要以上に持っていく
ただでさえ体調を崩しやすい発達障害の人ですが、旅先で環境が変わると体調不良になりやすい方も多いものです。
特に海外の場合は食べ物や気候が体に合わないことも考えられます。
普段服用している薬に加え、胃腸薬・風邪薬・頭痛薬・酔い止め・二日酔いの薬・虫刺され用の塗り薬など、これでもかと言うほど持っていきましょう。
体調不良だけはどうしようもないですが、備えあれば憂いなしです。
旅先でうっかりミスがあっても何とかなる


以上、ADHDを持ちながら旅をしまくってきた私が、うっかりミスに見舞われ続けた結果学んだ教訓をまとめさせて頂きました笑
とりあえず今言えることは、うっかりミスがあっても意外と何とかなる!ということです。
「飛行機に乗れないんじゃないか」「帰れなくなるんじゃないか」という思いを何度もしましたが、大丈夫です。何とかなりました。
むしろ旅先で不測の事態に襲われることで、トラブル解決力・度胸・自信が身につくと思います。次は失敗しなくなるので、どんどん旅に慣れて旅が楽しくなります。
なのでリスクを恐れずにどんどん旅に出てほしいなと思い、この記事を書かせて頂きました!








トラブルとリスク以上に、得られる感動は大きい。
なので一生旅をやめません!




















旅をしながら暮らせるようになるのが夢!