アスペ(ASD)の適職、ADHDの適職、ならネットを調べたり本を読めばすぐに出てきます。このブログでもアスペの適職についていくつかまとめています。
では、ASDとADHDを両方持っている人だったらどんな仕事が向いてるのでしょうか?
実際になっつんもASDとADHDを両方診断されている広汎性発達障害です。
発達障害はASDとADHDのどちらか一方に偏っている方もいれば、割合は違えど両方の特性を持っている方も居ます。
今回はASDとADHDを併せ持っている人でもできそうな職業を考えてみようと思います。
同じ発達障害と言えど、ASDとADHDの向いてる職業はこんなに違う
同じ発達障害と一言に言っても、ASDとADHDでは特性が大きく異なりますから、向いてる職業も当然異なります。
まず一般的に言われている「ASDに向いてる職業とADHDに向いてる職業」についてまとめます。
私が今まで読んだ記事、本、Twitterや当事者会の仲間から実際に聞いた話を踏まえてまとめますが、「他にもこんな仕事ならできたよ!」と言う意見があればぜひご連絡下さい。

ASDの人に向いてる職業/向かない職業
- プログラマー/エンジニア
- デザイナー系(Web、グラフィック、インテリア、アクセサリー、などなど)
- 研究者
- 専門分野の講師(※小学校・中学校の先生などは厳しい)
- 校正・校閲
- ライター/ブロガー
- 翻訳
- 経理
- データ入力
- 工場の流れ作業
- 接客業(特に飲食店、レジ、ホテル、空港など人がひっきりなしに来るところ)
- 営業職
- 事務職
- 弁護士
- 調理師
- 電話オペレーター(※マニュアル化されている電話応対ならOK)
これを見ると、ASDの人には「コミュニケーションを必要とせず、1人で黙々と集中して取り組める仕事」が向いていると言えそうです。
反対に向いていないのは、一言で言えば「マックジョブ」ですね。マックジョブとは、マックの店員のように、誰でもできるような単純作業を臨機応変にテキパキこなしていくこと。これは普通の人よりも下手です。
「人と話す仕事」も基本的には向いていませんが、ただし「専門知識を教える仕事」は向いています。
つまり先生として教えるコミュニケーションは得意ですが、接客・営業のように相手に腰を低くしたり臨機応変に態度を変えるようなコミュニケーションは上手くできません。
ADHDの人に向いてる職業/向かない職業
- デザイナー系(Web、グラフィック、インテリア、アクセサリー、などなど)
- イラストレーター/漫画家
- フロントエンドエンジニア(エンジニアも色々ありますが、ADHDの人にはフロントエンドが楽しいと思う)
- ライター/ブロガー/作家
- カメラマン
- コールセンター(テレアポが楽しいという意見も!)
- 興味がある分野のインストラクター
- YouTuber(成功しているYouTuberを見るとADHD傾向の人が多い気がする)
- 起業家
- 事務職
- 経理
- 銀行員
- 公務員
- 医療関係
- 工場の流れ作業
ハーバード大学の研究で、ADHDの人に最も向いている仕事は起業家だと言う結果が出ているそうです。
いきなり起業家になるのは難しいですが、「自分の興味のある分野の仕事」「クリエイティブな仕事」は向いているはずです。ADHDの人は好奇心旺盛なので感性が磨かれやすい。アイデア・行動力を活かした仕事で上手く行きやすいでしょう。
自分の得意なことを極めていった結果として起業家になる、というパターンがADHDの人には理想的なのかもしれません。



YouTube・ブログ・SNSなど個人がアイデアで稼ぎやすい時代なので、ADHDの人は本当にいい時代に生まれたかも。
反対に向いていないのは「マルチタスク」「ミスが許されない仕事」「時間に厳しい仕事」です。つまり「お堅い仕事」は息苦しく感じてしまうかもしれません。
ADHDは基本的にミス・遅刻が多いですし、頑張っても根本的には治りません。
できるだけゆるい社風の職場を選ぶと良さそうです。
経理・銀行・医療など、小さなミスが命取りになる職場を選んでしまうと詰みます。本当に・・・泣
ASD+ADHDを両方持つ人に向いてる職業


ASDの人、ADHDの人にそれぞれ向いてる職業・向いていない職業を見てきました。
全く毛色が違う・・・ように見せかけて、実はいくつか共通している職業があったのにお気づきでしょうか?
- デザイナー系(Web、グラフィック、インテリア、アクセサリー、などなど)
- エンジニア
- ライター/ブロガー
- 講師/インストラクター
- コールセンター(種類にもよる)
実際にASD+ADHD両方入っているなっつんからしても、「なるほどな!」という感じです。
もしエンジニアにWebデザイナーのフロントエンド業務を含めていいのなら、私もこの5つの仕事は全部経験したことがあります。確かにどれもあまりストレスを感じず長く続きました。
今はWebデザインを本業にしながら副業でブログを書いていますが、ストレスの少ないライフスタイルを送れています。
大学生の時は英語の家庭教師と、コールセンターの通販受注のバイトをやりましたが、どちらも1年以上続きました。
ASD+ADHD両方持っている人の特徴
ASD+ADHDを両方持っている広汎性発達障害の方は、こんな特徴があるのではないでしょうか。
- 100%のASDと比べると、コミュニケーションは取れる
- 100%のADHDと比べると、落ち着きはあり思慮深い
- 1人でいるのが好き(ASD)だけど、新しい人と出会うのも好き(ADHD)
- 好奇心旺盛でどんどん新しいことに挑戦し(ADHD)、ハマったことに集中して取り組める(ASD)
- 口数が少なく1人で行動したがる(ASD)くせに、しっかりしておらずミスが多く(ADHD)人に迷惑がかかる
ADHDの好奇心と行動力で色々なことに興味を持って挑戦し、ASDの集中力で努力を続けて極められる。
ASDとADHDを両方併せ持つ人にはこんな才能があります!
ADHDだけの人なら飽きてすぐにやめてしまうところを、ASDが入っていると継続ができますし、
ASDだけの人なら1つの分野にのみこだわりを持つところを、ADHDが入っていると別の分野へも視点が広がります。
上手くこの才能を活かしていけば、幅広い分野のスキルや知識を持ったマルチプレイヤーとして活躍できる可能性を秘めていると思います。
自力で転職するより、プロの転職エージェントの力を借りよう!


「もっと発達障害の自分に向いてる仕事に変えたいけど、1人で転職活動をするのが不安・・・」という方もたくさんいらっしゃると思います。
そういう時は転職エージェントの力を借りるのが1番です。キャリアカウンセラーに相談でき、自分に合った条件の仕事を一緒に探してくれます。
今回は発達障害の方の転職活動に役に立つ転職エージェントをいくつかご紹介します。
アットジーピー【atGP】
障害者雇用、いわゆる「オープン就労」での就業を目指す方専門の転職エージェントです。
全て無料で利用できます!
障害者の転職サポート実績No.1を誇る転職エージェントで、障害を理解した専任のキャリアアドバイザーが転職をサポートしてくれます。
ホームページを見て頂くと分かるかと思いますが、配慮してほしい内容(電話、就業ゼロ、残業ゼロ、在宅ワーク)に応じて求人を探せるため、自分の働きやすい環境を見つけやすくなっています。
DODAチャレンジ
こちらも障害者雇用、オープン就労での就業を目指す方専門の転職エージェントです。
発達障害を理解した専門スタッフが相談に乗ってくれるので、障害を隠す必要もなく、自分の特性に合った仕事を紹介してくれます。
オープン就労はクローズ就労に比べると給与面などは劣るものの、障害を配慮してもらえる環境で働けるのは大きいですよね。
オープン就労を目指す方はまずこちらに登録してみるのが良さそうです。
なお、障害者手帳を持っている、もしくは申請中の方が対象になります。
DYM就職
こちらは発達障害専門の転職エージェントではないものの、クローズ就労を目指す方の心強い味方になってくれそうです。
発達障害の方は社会人経験がない・正社員経験が短い・ブランクのある方も多いかもしれませんが、そういった方も対象に正社員での就職先を紹介してくれます。
さらに嬉しいのが書類選考がないところ。採用担当者や企業の社長と直接交渉してくれるため、書類選考なしで面接ができるのだとか。
発達障害、履歴書が長くなったり穴ができがちなので、嘘にならない程度に盛って隠していい感じに見栄えよく履歴書を書くのが上手くなるw
— なっつん🐈発達障害&HSPの宇宙人 (@nattsu_326) October 4, 2019
↑どうしても発達障害の人はこうなりがちなので、書類選考なしで人柄を見てもらえるのは大変嬉しいですね。
そして就職率は96%です。登録すればほぼ確実に仕事が見つかります。
ゲキサポ!転職
ここの特徴は、転職のスペシャリストである「トレーナー」が専属でついてくれること。
トレーナーが一緒に自己分析をして適職を探すお手伝いをしてくれたり、履歴書・職務経歴書をプロ目線で代わりに書いてくれると言うのもありがたい。
もちろん面接対策もしてくれます。二人三脚でゴールまで向かっていけそうですね。
これだけ手厚いサポートが受けられるので、本格的にサービスを利用するとなると有料にはなります。ですが無料で初回のカウンセリングが受けられます!
話だけでも聞いてみると、今後の進路選択に役立つこと間違いありません。
東京しごとセンターヤングコーナー
29歳以下かつ都内のオフィスに通える方が対象にはなりますが、20代の人であれば利用する価値がありそうです。
転職のためのサービスがかなり充実しています。
特に自分専属のキャリアカウンセラーがサポートしてくれると言うのは嬉しいですよね。
専属のアドバイスとなると有料になる転職エージェントが多いのですが、ここは全て無料で受けられます。これも20代の特権です!利用しない手はありません。
専属のカウンセラーなので、発達障害の傾向があることを相談してみてもいいかもしれません。無理なく働ける環境が見つかるまで、一緒にサポートしてくれるはずです。
発達障害の自分に向いてる職業を見つけるには、プロに相談するのが1番です!


以上、広汎性発達障害の方に向いてる職業探しについてまとめさせて頂きました。
この記事に書いた通り、発達障害に向いてる職業と言うのはいくつか前例が出てきています。
しかし個性も特技も1人1人違うので、この記事に書いてある職業以上に自分に向いてる職業と言うのは、必ず存在するはずです。
自分の天職を見つける第一歩を踏み出すためには、キャリアのプロに相談するのが1番です。
転職エージェントも色々ありますが、すでにご紹介した通り無料で利用できるサービス・無料カウンセリングはたくさんあります。
上手く活用して、自分に向いてる職業・働き方を見つけられるように祈っています!






























仕事に関しては実際にやってみた人しか分からないところがあるので、当事者の方の意見が1番参考になります!