HSPの繊細な感性は、人工知能には真似できない才能

HSPの繊細な感性は、人工知能には真似できない才能



ここ数年で、AI・人工知能と言う言葉をよく耳にするようになりましたよね。

数年前まで人工知能がやって来る未来を予測できていたのはごく一部の人だけでしたが、最近になってようやく一般の人たちにも広まってきた感じがします。

将来AIに奪われる仕事は何か、自分の今やってる仕事はなくなってしまうのではないか、つい気になって調べてしまった・・・という人も多いのではないでしょうか?

具体的によく言われるのはこのあたりの仕事です。

人工知能に奪われる可能性が高い仕事
  • 店員
  • レジ係
  • 会社、ホテル、銀行などの受付
  • データ入力
  • 事務(一般事務、医療事務、行政事務、法律事務など)
  • 秘書
  • 経理、会計
  • 通訳
  • タクシードライバー
  • トラック運転手
  • 工場の製造
  • 郵便配達
  • 警備員

何となく、分かる気がしませんか?

と言うか、どれもすでに一部or完全に機械化されているものばかりですよね。

この一覧に入っているような仕事をされている方は、今のうちにもう1度キャリアを考え直した方が良いのかもしれません。

 

「あ、こうやって人工知能に仕事が奪われていくんだな」と感じた瞬間

なっつんが最近感じた、「こうして人工知能に人間の仕事が奪わていくんだな」と感じてちょっと怖くなった瞬間が、例えばこちら。

  • 日用品や洋服をオンラインショップで買うようになったので、お店に行かなくなった
  • ドンキホーテ・GU・海外のスーパーなどでレジが自動化されている
  • 飛行機の自動チェックイン&ANAは手荷物まで手動で預けられるので、カウンターを通らなくても飛行機に乗れる
  • ネットバンクなど、銀行に行かなくても口座を作れた&アプリで振込などもできてしまう
  • セルフチェックイン&チェックアウトができるホテルに泊まった
  • 会計ソフトで確定申告ができる
  • コールセンターに電話すると、自動音声が案内してくれる
  • 公務員・郵便局・弁護士などの友達が揃って「急速に人工知能が入って来ている」と言っていること

最近、スマホやタッチパネルを使って自分で手続きすることってかなり増えたのではないでしょうか?

数年前までは受付やレジのお姉さんがやってくれていた手続きを自分でできるようになった=その分その仕事がなくなる、ということです。

他にも、自動運転もあと10年で普及すると言われています。するとタクシードライバーやトラック運転手、配達の仕事も必要なくなってしまいますね。

なっつん

でも、新しい仕事がどんどん登場するのは自然な流れです。

タイピストのような、平成で消えてしまった仕事もたくさんあります。

令和で消えていく仕事も、それ以上にたくさんあるでしょう。

 

人工知能に奪われるのは「単純作業」「正確さ、速さが求められる仕事」

人工知能に奪われる可能性が高いのは、人間よりも機械がやった方がメリットが多い仕事です。

例えば「単純作業」「ミスしてはいけない仕事」「速さが求められる仕事」です。

つまり事務、経理、データ入力などは奪われる可能性が高いと言えますね。

特に書類仕事やお金の計算など、人間がやるとどうしてもミスが発生してしまいがちですが、人工知能なら人間よりも正確に速く処理することが可能です。

つまりそのような作業が得意だった人にとっては、これから厳しい時代がやって来るのかもしれません。

 

ADHDにとっては朗報!

事務作業が機械化される、と言うのはADHDにとっては朗報です。

マルチタスクが苦手なADHDにとって、事務職はミスを連発しがちだからです。

実際に私が最初に働いた会社は、古い日系大手だったのでほとんどが書類ベースでした。

なので、よく書類を紛失しては怒られてました・・・。黒歴史です。ADHDがそういう会社で働くとどうなってしまうのか、気になる方はこちら↓

発達障害者が「なんとなく」事務職を選ぶと、自爆する理由【ASD、ADHD】

2018年6月16日
なっつん

書類が多すぎて保管しておく場所が足りないので、書類保管専門の部屋がいくつかありました。

どこに何があるのか覚えてられないので、発達の私にとってはかなり大変だった・・・(;_;)

ですが今働いている会社はIT化が進んでおり、基本的にはペーパーレスです。

全てパソコンで作業が完結するので書類を持つ必要がほとんそなく、それだけでもミスがかなり減りました!

このように、人工知能による機械化はADHDさんにとってはメリットもたくさんありそうです。

 

人工知能に奪われないのは「クリエイティブな仕事」「人間の温かさが必要な仕事」

では反対に人工知能に奪われる可能性が低い仕事は何でしょうか?

よく言われるのは「クリエイティブな仕事」「人間の温かさが必要な仕事」「高度なコミュニケーションが必要な仕事」です。

つまり、ロボットには真似できない仕事ですね。

確かに絵を描いたり動画を作ったり文章を書いたり、感性と発想が必要なクリエイティブな仕事は、人工知能には真似できないでしょう。

他にもカウンセラーや看護師や介護士と言った心のケアが必要な仕事も、ロボットに担当されたくはないですよね・・・。

介護に関しては介護ロボットの開発も進んでおり、入浴などの力仕事はロボットがやってくれるようになる時代が来るかもしれません。それでも精神的なサポートは、やはり人間の介護士さんが必要です。

他にも営業や教師などの高度な心の触れ合い・コミュニケーションが必要になる仕事も、奪われることはないでしょう。(オンライン講座など一部は機械化の影響があるかもしれませんが)

なっつん

他にも人工知能を作る仕事・サポートする仕事もこれから増えそうな予感。

と思ってPythonの勉強を始めたけど難しくて諦めた(´・ω・)

弁護士の友達ですら、「AI化の急速な波を感じている」と言っていたほどです。

ただ単に学校の勉強を頑張ればいいと言うわけではなく、「人間にしかできないこと」を磨いていく必要がありそうですね。

 

HSPの繊細な感性は人工知能に真似できない、貴重な才能になる

このブログを読んでいる方の中には、HSPの方も多いのではないかと思います。

不安になりやすいHSPなので、「自分の仕事が人工知能に奪われたらどうしよう・・・」と怖くなってしまった方も居るかもしれません。

ですが、HSPの人ほどチャンスだということにぜひ気づいてほしいです!

HSPの人は確かに些細な一言で傷つきやすく、刺激にも敏感で、生きづらいのは確かです。

ですがHSPの人には豊かな感受性・共感性という優れた長所があります。

HSPは豊かな感受性を活かして芸術家・作家として活躍することができます。人の痛みが分かるため、カウンセラーや人を癒す仕事にも適性があると言われています。

 

お気づきでしょうか。

そう、HSPの長所を活かせる仕事は、「人工知能に奪われない仕事」とぴったり一致しているのです。

HSPの人が持つ繊細な感性・人の心に共感する能力・本質を見抜く力は、いくら人工知能が発展しようと真似できるものではありません。

 

今まではマックジョブと言われるような、単純作業を何も考えずにテキパキこなせるような人が活躍し、出世していくような社会でした。

マックジョブが苦手なHSPの人にとっては、つらくなって辞めてしまうことも多く、苦しい時代だったかもしれません。HSPの人にとっては、降りかかって来る単純作業をこなすよりも1つのことにじっくりと向き合う方が得意だからです。

ですがそう遠くない未来、人工知能に人類の仕事が奪われるようになった時、多くのマックジョブはなくなっていくでしょう。

そうなると今までマックジョブが得意で生活していた人たちは、仕事探しに苦労するかもしれません。

その反面、人工知能に奪われずに残っていく「人間しかできない仕事」は、思慮深いHSPの人の方が向いているものになるのではないでしょうか。

HSPの繊細な感性は、人工知能にも奪うことができない貴重な才能です。

それを大事にしていけば、予測不能な未来を生き抜く大きな力になってくれるはずです。

なっつん

あくまで私の予測です。未来がどうなっていくかは誰にも分かりません。

 

人工知能に関するるおすすめの本

読んだ本の中で分かりやすいと思ったものをまとめました。興味のある方はぜひお手にとってみて下さい!

 

 



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