世の中には様々な事情で、会社にフルタイムで通勤して正社員として働くのが厳しいという人が居ます。
子育て中の主婦の方、親を介護している方、虚弱体質や怪我をしている方、引きこもりの方などなど・・・そして発達障害者や繊細なHSP気質の方も、フルタイムで通勤するのがなかなか厳しいという方が多いと思います。
実際に発達障害当事者でありHSPでもある私も、仕事が続かないのが悩みでした。
学生時代のアルバイトも含め、ほとんどの仕事を1年以内に辞めています。原因はほとんどが人間関係のストレス。
しかも私の場合、お金を稼ぐこと自体は好きなタイプです。スキルアップや資格の勉強もワクワクして勉強する方です。
でもなぜか、通勤すると異常なほどに消耗してしまうのです・・・。毎日同じ時間に同じ場所に拘束されることに、尋常ではないストレスを感じてしまいます。
私のような、働く意欲はあるのに通勤すると異常なストレスを感じて耐えられなくなってしまう発達障害やHSPの方は多いのではないでしょうか。
そんな発達障害の方が無理なく働くために、在宅ワークは良い選択肢なのではないかと思います。
会社に行くのはつらいけど、在宅なら働きたい!という発達障害の方は実際に多いと思うからです。
在宅ワークにもデータ入力・ライティングなど色々な種類があるのですが、今回は私もやっている「Webデザイン」で在宅ワークができるようになる方法をまとめました。
在宅ワークの中でもWebデザインがおすすめな理由

私は発達障害や繊細なHSP気質の方におすすめの仕事として、Webデザイナーをこのブログでよく紹介しています。
なぜ発達障害の人におすすめなのか、理由はこちらの記事にまとめているので興味のある方はぜひ読んでみて下さい。
実際に色々な仕事にトライしては1年以内に辞めていた、ザ・アスペで社会不適合者の私でも、Webデザイナーは2年以上続けられている、数少ない仕事の1つです。

アスペの過集中を発揮して自分のペースでコツコツ進められるし、ほとんど人と話さなくて良いし、うっかりミスをしちゃっても後から修正できるところ(これが1番大きい)
在宅ワークの中でも単価が高く、しかも仕事は有り余っている
私はクラウドソーシングを使ってライターや雑用的な在宅ワークもやってみたことがありますが、単価が安すぎました・・・。
時給換算したら100円ぐらいにしかならないんじゃないか、って案件も度々あり、とてもじゃないけど生活できません。
それに比べるとWeb制作の案件は単価が比較的安定しています。
個人的に1番美味しいなと思うのはWordPress案件。クライアントにもよりますが、サイトを1つ作ったら5~10万円ほどもらえます。
慣れてくると作業スピードも上がっていくので、時給換算したら5000円ぐらいになるんじゃないか?という時も。
しかも今や世の中のサイトの多くがWordPressで作られているため、案件は溢れかえっています。
WordPressに限らずデザインも、特にコーディングやプログラミング系はほとんどの会社が人手不足だと言われていますね。
Webデザインは案件数が多い分仕事を獲得しやすく、収入も安定しやすいという、在宅ワーカーには嬉しいメリットがあるのです。





これは得意不得意に分かれるのですが、Webデザインの中でもエンジニアサイドの仕事が得意な人は安定して稼ぎやすいです。
純粋なイラストやデザインは、どうしてもセンスが左右するところもあるので、稼げる人のところには仕事が集中するけどそうでない人はあまり・・・と差が出やすい。
在宅Webデザイナーを目指すなら、まず学校に通おう


Webデザインの仕事をするには専門知識が必要です。
独学でWebデザイナーになる方も稀に居ますが、あまりおすすめはしません。覚えることが多すぎるからです。誰かに教えてもらった方が間違いなく効率的。なのでWebデザイナーになりたいと思ったら、まずは学校に通いましょう。
先ほども紹介した記事ですが、こちらの記事にオススメのスクールなどをまとめてあります。
そして発達障害を診断されている方なら0円でWebデザインを勉強できる嬉しい制度もあります。
しかもデジハリという業界の中でも大手のスクールの、32万円相当の講座がタダで受けられます。これは利用しない手がありません。
最短ルートは、「1~3年くらい会社で働いてから在宅ワークを目指すこと」


学校を卒業していきなり在宅ワークを目指す人も多く、私もその1人だったのですが、これはあまりおすすめできません。
未経験で案件を取れないことはないです。仕事はあるっちゃあります。
ですが、未経験だと単価の低いしょうもない仕事しか受けられません。
画像修正、テキスト修正、そんな仕事ばっかりです。報酬も低い上に楽しくないので、モチベーションも上がらず、仕事が続きません。





院長先生のお写真をフォトショで加工して、薄くなっている髪の毛をふさふささせる仕事は笑いが止まらなかったけどww
単価の高い案件を受けてイージーモードな在宅ワークを実現するためには、実務経験を積むのが大事です。
実際に現場で働いてみないと分からない実務や常識みたいなのが、たくさんあります。仕事を依頼する側もそれを分かっていますし、増してリモートで仕事を頼むとなると、経験がある人に依頼したいのは当然と言えば当然ですね。
なのでまずは在宅ワークの夢をそっと胸にしまっておいて、どこかに就職して修行しましょう。
発達障害の人でも無理なく働ける、ブラックじゃないWebデザイン会社を選ぶコツ
発達障害の人にとっては、会社で働くのはどうしてもストレスがたまってしまいます。なので会社選びは慎重に行わなければなりません。
しかもIT業界、 残業多い・ブラック・ITドカタなど悪いイメージを持っている方も多いと思いますが、 イメージ通りのとんでもない会社も多いです。そうでない良い会社もあるのですが。でも、どこも人手不足のため忙しいのは確か。
なので激務に耐えられなくなって潰れてしまい、1年未満で辞めてしまう人も多い業界です。
フリーランスやリモートワークで自由に働けるのは、この試練を乗り越えた人にのみ与えられる特権です。ここを乗り越えない限り、理想の働き方は手に入らないのです。
ですが工夫次第では激務を回避して、無理なくゆる~く働ける方法はいくつかあります。
発達障害の人でも無理なく働けて経験を積むために、おすすめのWebデザイン会社の選び方をまとめました。
- 「みなし残業」に要注意
- 派遣から入れば残業や休日出勤を回避しやすい
- ディレクションや営業が完全に分業されているかを確認する
- 障害者雇用で探す
①「みなし残業」に要注意
IT企業の求人を探す時に注意してほしいのが、「みなし残業」です。
みなし残業、つまり給料に予め残業代を含んでいるのです。
給料がやたら高いな・・・と思う求人があったら、隅々までよく読んでみて下さい。
「※固定残業手当を含みます」などの記述がそっと小さく書いてあるのではないかと思います。これはパッと見の求人情報を良く見せるための手法みたいなもの。
こういう会社は100%残業があります。みなし残業代が高い会社ほど残業が多いです。会社によっては深夜まで残らされたり休日出勤があったりするので、そこは事前に要確認です。
「俺はたくさん働いてたくさん稼ぎたいんだ!」という方ならこういう会社はぴったりかもしれません。
ですがただでさえ1日8時間週5日働くのが厳しい発達障害の人にとって、長時間労働は過酷です。
高い給料につられて残業地獄に陥ってしまわないよう、会社選びには注意しましょう。
② 派遣から入れば残業や休日出勤を回避しやすい
これ、発達障害の人にはすごくおすすめな方法です。
派遣会社を利用するメリットとしてはこちら。
- 週3~4勤務、短時間勤務などの仕事も紹介してくれる
- 派遣社員だと仕事が限定的になることが多い(正社員だと営業や雑務も全てやらされることが多く、発達障害の人にはきつい)
- 残業代もきちんと出る
- 飲み会も断りやすい
- 長時間労働やパワハラなどの問題が生じた際も、間に派遣会社が入ってくれるため交渉のストレスが低い
- 給料の交渉も派遣会社の人がやってくれる
- 派遣先が良い会社だったら、そのまま正社員になれる可能性も高い
実際に私はこの方法で、フェローズというクリエイター専門の派遣会社を利用しました。
派遣会社の人に発達障害のことを相談し、週3~4で働ける会社を紹介してもらいました。
その派遣先で気に入ってもらえて、3か月目で正社員のお誘いが来ました。勤務時間はそのまま、給料を月5万くらい上げてもらえました。
他の人の話を聞いていても、IT企業は人手不足のため簡単に正社員になれることが多いみたいです。働きやすい会社かどうか最初に見極める手段としても、派遣から入るのはすごくおすすめです。
そして交渉が苦手なアスペの人にとっては、派遣会社が間に入ってサポートしてくれるのはとても助かります。
私は派遣社員の間、定期的に派遣会社から連絡があり「休日出勤させられてませんか?上司との関係は上手くいってますか?体調は大丈夫ですか?何か不満があったらどんな小さなことでも相談してください」と気にかけてもらえて、社会復帰したばかりの私にとってはとても心強かったです。
万が一パワハラがあったり、給料に不満があれば、派遣会社が自分の代わりに交渉してくれる。これはアスペの人にとってはものすごく助かりますよね。
欠点としてはボーナスが出なかったりと給料が低いことですが、これは経験を積んでいくことで解決されます。
専門職なので、スキルが上がれば時給2000円以上の会社なども紹介してもらえるようになります。
③ ディレクションや営業が完全に分業されているかを確認する
発達障害の人の場合、特にストレスを感じるのは臨機応変なコミュニケーションが必要な業務でしょう。
Web業界の場合はディレクターや営業がこれに該当します。
これも注意してほしいのですが、会社によっては、デザイナーやプログラマーがディレクションや営業まで担当させられることがあります。
特にスタートアップや小さな会社ではこの傾向があると思います。
私もディレクションを任されたことがありますが、発達障害の苦手な業務そのものだと感じました。お客さんと密にコミュニケーションを取ってヒアリングをし、何度もこちらから電話しなければならない場面もあれば、怒られることもあります・・・。
それと同時進行で制作をするわけですから、発達障害の苦手なマルチタスクにもなってしまいます。これに関してはかなりストレスを感じてしまいました。
これを防ぐには、面接時にしっかり確認するのが大事かなと思います。
- ディレクションまで担当する可能性はあるか、面接時にしっかり確認する
- しっかり分業されている大きい会社を選ぶ
④ 障害者雇用で探す
いわゆるオープン就労での就職を目指すことで、発達障害を最初から理解してもらえる環境で働くことが可能です。
障害者雇用であれば、通院や体調面に配慮してもらいながらじっくり働くことが可能です。
難点としては、一般就労に比べると求人の数が少ないのと、どうしても給与面が低くなりがちな点。
それでも発達障害の症状が重めの方には心強い味方になってくれるはずです。
障害者向けの転職エージェントをいくつかご紹介します。
atGP(アットジーピー)
DODAチャレンジ





メンタルを保ちながら働き続けるコツは、以下の3つです。
・「お金をもらいながら勉強させてもらっている!」と考える
・会社に利用されるのではなく、会社を利用するぐらいの気持ちでいく
・給料よりも無理なく働けることを重視する
在宅のWebデザイン案件を探す方法


以上、発達障害の方でも無理なく働けるIT企業の選び方をご紹介させて頂きました。
その会社の居心地が良ければもちろんずっと働き続けてもいいですし、在宅ワークを目指したいのであれば最低1年は会社で働いてから動き出しましょう。
在宅ワークを探すためのクラウドソーシングサイトはたくさんあり、それぞれ特徴があります。
ご参考までに、在宅でWebデザイン案件が探せるサイトをいくつか紹介させて頂きますね。
おすすめのクラウドソーシングサイト
- クラウドワークス(クラウドソーシングと言えばこれ、というくらい有名な大手。案件数が豊富です。とりあえずここに登録しておけば間違いなし。)
- ランサーズ(クラウドワークスと並ぶ業界最大手です。クラウドワークスよりもプロのフリーランサーが多く、競争が激しいかもしれません。その分高単価の案件を狙いやすいです。)
- クラウドテック(エンジニア・デザイナーなどのIT技術職に特化したクラウドソーシング。週3から働けて高単価の案件が揃っています。間にエージェントが入ってくれて代わりに案件を探してくれるのが嬉しい。)
- Midworks(「正社員でフリーランスなエンジニアライフ」というキャッチフレーズ通り、正社員並みの福利厚生・保険・所得補償が手厚いです。求められるスキルは高めですが、安定して在宅ワークがしたい人にはおすすめです。)
- テックキャリア・フリーランス(こちらはかなり経験を積んだ方向けに、年収700〜1000万の案件が豊富です。フリーランス向け福利厚生も充実しています。腕に自信のある方はぜひ。)
- ママワークス(「ママワークス」という名前通り、主婦の方向けのサイトです。子育てなどに配慮した勤務時間になっており、また女性の感性が活かせるデザイン案件などが豊富だなと思いました。)
- hiki.work(引きこもりや発達障害の方向けの在宅ワーク特化求人サイトです。こちらの会社は就労移行支援所なども運営されているので発達障害への理解もあります。)
クラウドソーシングの選び方
迷ったらとりあえず業界最大手で案件数が豊富なクラウドワークスとランサーズ
制作会社で1年以上経験を積んだら、IT技術者専門のクラウドテックとMidworks
3年以上経験を積んだら、高単価案件が揃ったテックキャリア・フリーランス
子育て中の主婦の方はママワークス
在宅ワークでも発達障害に配慮してもらわないと厳しい・・・という方はhiki.work
こんな感じで自分のレベルや環境に合ったサイトを選んでいくといいかもしれません。
在宅ワークをやるなら税金のことも勉強しましょう
フリーランスで働くなら確定申告は自分でやらなければならないため、税金の勉強は必須科目です。
こちらの本は多分1番分かりやすい税金の教科書かな?と思います。漫画ですごく分かりやすいです。
確定申告をする時に必ず出てくる、「これは経費にしていいの・・・?」という疑問に1つ1つ答えてくれる本です。
確定申告の基本は分かってるよ、という方はこちらの本がオススメです。もっと節税できる方法がまとまってます。
























こんにちは。いつもなっつんさんのブログ楽しく読ませて頂いています!
私もadhd&asd傾向があり以前勤めていた会社を退職し現在webデザイナーを目指して勉強しています。私は体力が本当にないため、インハウス webデザイナーになろうと考えていました。ですが、未経験からの就職先で事業会社のwebデザイナーではやはり十分なスキルが身につかず、今後ある程度融通が利いた働き方が出来るようになるには選ぶべきではないのでしょうか…
よろしければアドバイスお願いします🙇♂️🙇♂️
みかんさん、コメントありがとうございます。
知り合いからよく聞く話ですが、将来独立したいなら小規模なスタートアップかベンチャーの方がスキルが身につくと思います。
ドメイン取得からデザインからコーディングからCMS構築から更新やSEO対策まで1から全て任されることが多く、一通りの手順が身につくからです。
大企業だと細かく分業化されているので、断片的な業務しかやらせてもらえなかったりします。
なので比較的新しい企業の方が力がつくと思います。
あとADHD的にも、カチカチの大企業よりスタートアップの方が柔軟で居心地良いです(^^)
なっつんさん
コメントありがとうございます!
なるほど、一通りの手順が覚えれる環境の方が独立するスキルが身につくんですね!
ただいきなりマルチタスクになってしまうと仕事について行けるかな、という不安もあるのですが、なっつんさんは事務の際のマルチタスクは苦労されたようですが、今は色々とマルチタスク的に複業されていますよね!
web系の仕事だと事務などの仕事に比べマルチタスクでも乗り越えやすい部分があるんでしょうか?
沢山質問してしまってすみません(T-T)(T-T)
Webの仕事は納期さえ守れば比較的マイペースにできるので、発達の私でも何とかできています。
体調が悪い時は休んで、集中できる時間にやる・・・っていうこともできます。
でも事務の仕事は時間関係なくひっきりなしに仕事が来て、自分のペースを乱されるのがダメだったのかな?と思いました。
なるほど!ある作業に集中しているときにあれやっといて!これやっといて!って次々仕事を投げられる感じが発達的にきつかった感じですよね。
確かに何かしらの制作物を納期までに仕上げる仕事の方が自分で働き方を調節出来てよさそうかもですね!参考になりました。ありがとうございます(*’ω’*)
adhd軽度のものです。webデザイナーになりたいと思い始めています。自分がadhd軽度だというのはどのタイミングで言うのが一番いいと思いますか?面接のとき?会社で働きはじめたときに信頼できる人だけに話すという方が良いでしょうか?
また、クライアントの要望を読み取ったり、嫌な気分にさせないような言葉の上手な使い方とか、提案するためにはある程度コミュニケーション能力が必要なのではないでしょうか?そのときに私は相手の気持ちを瞬時に読み取るとか、そういうことが苦手なので、それができない私に本当にwebデザイナーが向いているのか、不安でなりません。(webデザイナーになりたい気持ちはありますが)どうすれば良いでしょうか…(._.)