発達障害さんは接客業やらない方がいいの?



なっつんです。

以前に発達障害さんに向いていない仕事として、事務職を紹介しました。複数の作業を同時にやらなければいけないような、マルチタスクの仕事は避けましょうというお話です。

発達障害者が「なんとなく」事務職を選ぶと、自爆する理由【ASD、ADHD】

2018年6月16日

その記事の中で、なっつんは飲食店でバイトしたことが黒歴史になってしまったというお話もしました。

接客業をできればやりたくない、と考えている方も多いかと思いますので、今回は発達障害と接客業について考えてみようと思います。

 

発達障害のなっつんが接客業(ウェイトレス)をやってみたら

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しかも複数のことが同時にできない発達障害さん。テキパキ動くことが求められる仕事は向いてないというより、できません。

オーダーを覚えながら料理を運び、お会計をしてテーブルを片付けお客さんを案内して皿を洗う、お客さんに呼ばれる注文が違うと怒られるまた呼ばれる、あれさっきのオーダーなんだっけ(;ω;)ってことがざらにあります。

なっつんもあまりにもミスを多発するものだから、店長も怒る気力をなくしたのか「後ろに下がって皿洗ってて」と言われる始末でした・・・。

 

接客でも、「安さ」がウリのお店はダメ

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他にもなっつんはサークルの友達に誘われてビアガーデンの短期バイトにも挑戦してみたことがありますが、これはあまりにも合わなすぎて途中で具合が悪くなり、初日に早退して辞めるという散々な結果に終わりました。

ビアガーデンは単価が安く、いろんな客層のお客さんが来ます。お金持ちのお客さんが多かったレストランと違い、動きが遅いと急かされることもありました。

そして何より人が多くて会場がうるさいので大声を出さなければならず、カラオケのマイクも声を拾ってくれないレベルで小声であるなっつんはこれが大変ストレスでした。

人の多さと話し声、音、光、匂い、汚さ、など色んな刺激に圧倒されて、途中で具合が悪くなってしまい早退するという始末。もちろん翌日以降も出勤できませんでした。

そういうわけで、単価の安いお店人が多くてうるさいお店は避けた方がいいと思います。

なぜなら安さがウリのお店は、単価が安い代わりにお客さんの回転率が高いからです。つまり1度に何人ものお客さんを相手にしなければいけません。その分店員さんも忙しいと言うことで、あちこちのお客さんから呼ばれて、作業が多くなりがちです。

また人が多くてガヤガヤしていることが多く、発達障害さんには大変ストレスの多い環境です。

なのでコンビニ、スーパー、ファストフード、100均、ファストファッションのお店、などは選択肢から外した方がいいと思います。

 

「静かなお店」「高級」「一対一」「じっくり話す」接客業なら発達障害でもOK

ここまで書くと「やっぱり発達障害に接客業って向いてないじゃん!」と思われたかもしれませんが、それは仕事の内容によると思います。

なっつんが「これはできる」と感じた接客業の仕事が2つあるのです。

それは個別指導塾の塾講師ホステスです。

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全く対照的な職種ですねww

でもこの2つに共通していることがあります。それは「一対一でじっくりと話す接客スタイル」だと言うこと。

特にアスペルガーの方は、こだわりの強さから何かしらの分野の専門知識を持っていることが多いと思うので、教える仕事は向いていると思います。

大勢の生徒の前で話すことに抵抗のある方も、個別指導や家庭教師というスタイルであれば緊張することもないのでオススメです。別に学校の科目に限らず、パソコンとか絵とか、今って色んな家庭教師に需要があるので、得意を活かして働けます。

しかも講師のバイトは高時給が魅力的。家庭教師も経験を積めば時給3,000〜5,000円も狙えてしまいます。

ホステスはなかなかのチャレンジでしたが、静かで落ち着いた雰囲気のお店だったのもありますが、結果的に1番上手くいき、トーク術のない私でも驚くほどたくさんの指名が取れたし、コミュニケーション技術を1番伸ばしてくれた経験になったなと思っています。意見は分かれそうですが、私はやってみてよかったです。

お客さんの人気を取る仕事で求められるのって、話し上手よりも聞き上手なのだと思いました。

しかも口下手なアスペルガーさんだからこそ聞き上手の素質があるのです。笑顔で頷きながら相手の話を聞いて、褒めたり肯定的なことを言って、さらに質問する。これだけで良いのです。気に入ってくれてまたお店に来てくれます。

人は自分の話を聞いてくれる人と、褒めてくれる人に好意を抱くもの。別に高度な話術は必要ないんだと知りました。

そしてここで気づいたのが、水商売に限らずできるだけ「高級」なお店を選んだ方が良いということ。

発達障害さんが苦手とするであろう、元気の良い接客、大声を出すこと、スピーディにお客さんをさばくことは高級店ではあまり求められません。それよりも丁寧で落ち着いた対応が求められます。

同じ理由から、「静かなお店」を選んだ方が働きやすいと思います。

どなたかは忘れてしまいましたが、以前に発達障害の方のブログを読んだ時、ネットカフェのバイトを勧めていた方がいました。ネットカフェは基本的に静かですし、接客も必要最低限なので働きやすいとか。

お店ではないですが、図書館のスタッフも良いと思います。本が好きなら特に魅力的な仕事ですね。

司書資格がなくても、派遣で募集しているのを見たことがあります。派遣で働きながら勉強して司書資格を取る、というのも良いかもしれません。

塾講師の他に、カウンセラーセラピストなども静かな場所で一対一でじっくりと接客する仕事なので、向いているのではないでしょうか。

自分自身に障害で悩んだ経験があれば、それは人の痛みが分かるということなので、人を癒す仕事にも向いていると思うのです。

 

発達障害でも怖がらないで接客業をやってみよう!

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以上、なっつんの経験して来た接客業と、発達障害でも向いていると思われる接客業についてまとめました。

結論を言うと、接客業はどんどんやってみた方が良い!ということです。

大量の人をテキパキさばいていくような接客業は苦手かもしれませんが、以下の条件を満たす接客業の仕事であれば、発達さんでもできます。

発達障害でもできる接客業の条件

・静か

・一対一

・じっくり話す

・高級

人と話すのが苦手で、接客が怖い気持ちはとても良く分かります。なっつんも結局レストランとビアガーデンの仕事は上手くいきませんでした。

でも思い切って挑戦してみたおかげで何が・どういう環境が自分に向いているのか見極められましたし、コミュニケーション技術も勉強できました。

そして何より、初対面の人と接する恐怖を克服することができたのが1番の収穫だったと思います。

それまでは初対面の人と話すと緊張してしどろもどろになっていた私ですが、今では緊張せずに世間話もちゃんとできるようになりました。(それでも疲れてしまうけど)

なっつんは今でこそ、デザインや翻訳という人と話さない仕事をして、自分に向いているなと感じていますが、やっぱりどんな仕事でもコミュニケーションって必須です。

デザインの仕事でも、ディレクターの方やプログラマーの方と密に連絡を取り合ったり打ち合わせしなければいけません。ここでは「分かりやすくまとめて伝える」という塾講師の経験がすごく役に立ってるなと思います。

フリーランスでやっていても完全に1人で完結できる訳ではなく、むしろ仕事の契約を貰うためにこちらから営業をかけなければいけないこともあります。ここで1番役立ったのが案外ホステスの経験で、人に気に入られる会話ができるようになると良い仕事を振ってもらえるなど、ラッキーなことが起こるようになります。

なので特に学生の方、若い方、苦手なことにもどんどん挑戦すると、今後の人生の糧になるんじゃないかと思います!

私の経験なので全ての方に当てはまるとは限りませんが、参考にして頂ければと思い書かせて頂きました。



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